【電気ケトル】ステンレス製のデメリットとは?体に悪い?ガラス製とどっちがいい?

お湯を沸かすのに便利な電気ケトルは利用している家庭も多いのではないでしょうか?

一定の温度になると止まってくれるため、やかんを火にかけるよりも安全に使用できます。

電気ケトルの種類によってはデメリットもあり、利用には注意しなければなりません。

今回は、電気ケトルのステンレス製のデメリットやガラス製とどちらが良いのかなどをご紹介していきます。

目次

【電気ケトル】ステンレスのデメリットとは?

電気ケトルはさまざまな種類があり、自分のニーズに合わせて選ぶことができます。

それぞれデメリットもあるため、しっかりと把握したうえで検討しなければなりません。

まずは、ステンレス製の電気ケトルのデメリットをご紹介していきます。

①本体が熱くなり火傷などの危険も

ステンレス製の電気ケトルは、本体が熱くなり火傷などの危険があります。

電気ケトルは電気を使用して水をお湯にすることができます。

お湯の温度は電気ケトルの種類によって異なりますが、最大で100℃になるものもあるのです。

ステンレスは熱の伝導率が高く、その分長く高い温度をキープしてくれます。

伝導率が高いことで本体自体もかなり高温になるため、少し触れただけでも火傷の恐れがあり危険です。

持ち手やその周辺はプラスチック製になっているため、普通に持つ分には火傷することはありませんが、少し持ち手から外れてしまったり、本体にうっかり触れてしまったりすると火傷をしてしまうでしょう。

特に小さな子どもがいる家庭では、子どもが触れることがないよう細心の注意を払わなければなりません。

②重量感がある

ステンレス製の電気ケトルは、重量感があるといったデメリットもあります。

特に容量が大きいタイプは1kg以上あるものも多く、日常的に使用していると大変かもしれません。

持ち上げる動作が必要な電気ケトルは、場合によっては手首に負担がかかることも考えられます。

年齢が上の方などの力の弱い方が使用するには向いていません。

容量が大きくなれば重みが出るのは仕方ない部分もあり、他のガラス製の電気ケトルであっても1kgを超えるものはあります。

また、持ち手のデザインによっては重量が分散される構造になっていて、そこまで負担にならないかもしれません。

電気ケトルを選ぶ際には必ず店頭で持つなどして試してみるのが良いでしょう。

③メンテナンスが難しい

ステンレス製の電気ケトルは、メンテナンスが難しいというデメリットもあります。

ステンレスのものを使用しているとマグネシウムなどが石灰化してこびりついてしまうことがあります。

体に影響があるものではありませんが、熱伝導率が悪くなり沸騰するまでに時間がかかるうえに汚い気がしてイヤです。

軽度であればメラニンスポンジなどで擦ればとることができます。

重度のものは専用の洗剤またはクエン酸などで掃除が必要です。

使用頻度によっては汚れるのも早いためにメンテナンスが面倒に感じてしまうかもしれません。

④デザインがシンプル

ステンレス製の電気ケトルは、デザインがシンプルすぎるといったデメリットもあります。

外側がプラスチック製やガラス製の電気ケトルに比べて、ステンレス製の電気ケトルはステンレスがむき出しになっています。

そのため、やかんのようにデザインがシンプルすぎてしまうので、全員がデメリットと感じるものではありません。

シンプルなデザインが好きな方にとってはメリットに感じる部分でもあります。

ただ、可愛いデザインや色付きが好きな方からするとデメリットになってしまうでしょう。

⑤販売価格が高め

ステンレス製の電気ケトルは、販売価格が高めなこともデメリットです。

電気ケトルは場合によっては3,000円前後で購入ができます。

しかし、ステンレス製の電気ケトルは5,000円前後することも少なくありません。

特に容量が大きいものは、さらに価格が高くなります。

ただ、ステンレス製の電気ケトルに限った話ではなく、ガラス製でも高いものは高いです。

電気ケトルもブランドが有名で人気があるものはさらに高くなるため、ステンレス製であってもなくても物によっては高くなるでしょう。

【電気ケトル】ステンレス製で熱くならないものはある?

ステンレス製の電気ケトルは外側が熱くなってしまうことがあり、火傷の危険もあるため使用する際は注意しなければなりません。

しかし、ステンレス製であっても外側が熱くならないものもあります。

例えば、山善から販売されている電気ケトルは、外側が熱くならないように二重構造になっています。

外側が熱くならないために片方の手で本体を支えることができ、持ち手を持つ手首への負担が軽減できます。

そのため、高齢の方や力の弱い方などでも使用できるでしょう。

また、外側が熱くならないことで火傷の心配がありません。

小さな子どものいる家庭でも安心して使用できますね。

山善以外の電気ケトルでも外側が熱くならないものもあるため、気になる方は熱くならないものを選ぶと安心です。

【電気ケトル】ステンレス製のおすすめは?

ステンレス製の電気ケトルでおすすめなのは、“BESROYの電気ケトル”と“SSYFEIの電気ケトルです。

まず、BESROYの電気ケトルは1℃単位で温度設定が可能です。

40~100℃まで使用したいお湯の温度を決めることができ、細かな温度設定でニーズを満たしてくれます。

また、空焚き防止自動電源オフ機能も付いているため、安心して使用できますね。

さらに保温機能も付いているため、少し時間を置いて使用したいときも沸かし直す手間がありません。

注ぎ口が細いのも利点で、注ぎやすくコーヒーのドリップなどもしっかりとできます。

2つ目のSSYFEIの電気ケトルは、本体に温度が大きく表示されていて分かりやすいです。

本体操作で簡単に温度設定や加熱ができ、表示も大きくて見やすく設計されています。

使用されているステンレスは304食品グレードのステンレスで、防錆性と耐食性に優れています。

フタを外せば間口がしっかりと大きく開くため、メンテナンスも簡単です。

6段階温度調節機能で、45~100℃まで使用したい温度に合わせて設定できます。

おすすめできるステンレス製の電気ケトルは上記2つですが、自身のニーズに合わせて機能などを確認して検討することが大切です。

できれば実際に持ってみて感触や重みを体感するのが良いでしょう。

ステンレス製の電気ケトルは体に悪いって本当?

ステンレス製の電気ケトルを検索すると「体に悪い」という検索結果が出ることもありますね。

ステンレス製のものは金属が溶け出してしまう可能性があったり、錆が付きやすい傾向があったりとあまり人体に良くないようなイメージがあるかもしれません。

確かに錆がついた状態で使用を続けるのはあまり良くはありません。

ただ、人体にすごく影響があるかと言うとそうでもないため、絶対に体に悪いとは言えません。

ステンレス製に限らずですが、メンテナンスをしてキレイに保たなければどんなものでも体に悪影響はあります。

使用後はしっかりと洗って乾かすなど日常的なメンテナンスはとても大切です。

電気ケトルはステンレス製とガラス製はどっちがいい?

電気ケトルは、ステンレス製とガラス製があります。

どちらもそれぞれメリットデメリットがあり、自分のニーズに合わせて選ぶことが大切です。

ここからは、ガラス製の電気ケトルのメリットデメリットと、ステンレス製との比較をご紹介していきます。

ガラス製の電気ケトルのメリットは?

ガラス製の電気ケトルのメリットは「デザインが良いこと」と「中が見えることです。

ステンレス製の電気ケトルもスタイリッシュで良いのですが、お部屋やキッチンの雰囲気によってはそこだけメタリックで強い雰囲気になってしまいます。

ガラス製の電気ケトルであれば、メタリック感がないためにどんなお部屋やキッチンにも合わせることができますね。

また、中身が見えるのも利点です。

ステンレス製の電気ケトルは中身が見えないため、残りがどれくらいあるかをフタを開けなければ見えません。

また上から見ても残量が分かりにくく、“意外と少なかった”と感じた経験がある方もいるでしょう。

ガラス製の電気ケトルであれば、外側から一目で中身が見えるため手間がなく、横から残量が見えるために正確な残量を知ることができます。

ガラス製の電気ケトルには「デザインの良さ」や「中身が見える」といったメリットがあります。

ガラス製の電気ケトルのデメリットは?

ガラス製の電気ケトルのデメリットは「外側が熱くなりがちなこと」と「割れる可能性があることです。

ガラス製の電気ケトルはガラスに直接水を注ぐため、加熱するとガラス自体が熱くなります。

そのため、火傷の恐れがあり、小さな子どもがいる家庭では注意しなければなりません。

ステンレス製の電気ケトルなら二重構造で外側が熱くならないものもあるため、そちらのほうが安心して使用できます。

また、ガラス製の電気ケトルは、倒したり何かとぶつかったりすることで割れる可能性があります。

ガラスなので仕方のないことですが、割れることで怪我をする可能性もあり危険です。

ステンレス製の電気ケトルなら、倒れたりぶつかったりしたとしても割れる可能性はかなり低いですが、耐久性の観点から考えると高いでしょう。

このようにガラス製の電気ケトルにはデメリットもあり、場合によっては火傷や怪我に繋がる可能性があり、使用する場合は注意しなければなりません。

ステンレス製とガラス製の比較

ステンレス製とガラス製の比較をしてみました。

比較項目ステンレス製ガラス製
匂い移り
金属や錆による匂い移りがある

金属を使用していないため匂い移りなし
耐久性
落としたりぶつけても割れにくい
しかし壊れる可能性はあり

落としたりぶつけたりすると
割れる可能性が高い
保温性
保温性に優れているため
長時間保温可能

保温性に優れてはおらず
長時間の保温は不可
残量確認
フタを開けてみないと分からない

外側からフタを開けずに確認可能
重量感
1kg未満のものもあり比較的軽い

1kg以上あるものが多く比較的重め
安全性金属や錆による危険性はある
ただしメンテナンスで回避可能
外側が熱くなったり割れたりして
火傷や怪我の可能性あり

検討するにあたってよく見られる箇所をまとめて比較しています。

デザインなどはその人それぞれ好みがあるため比較対象外としてあります。

こうして見ると、どちらもメリットデメリットがあるのがよく分かりますね。

ただ、“耐久性”や“安全性”などはメンテナンスや使用に注意することでデメリットを打ち消すことができるため、絶対にデメリットになるとは言い切れません。

ステンレス製とガラス製はどっちがいい?

先で紹介したとおりステンレス製とガラス製は比較すると、どちらもメリットデメリットがあります。

そのため、どちらが良いとは一概には言えません。

選ぶ際には自分の好み使い方に合わせて検討することが大切です。

例えば、何回もお湯を使う場合は保温性に優れたステンレス製を選ぶのが良いでしょう。

また、匂い移りが気になる場合はガラス製を選ぶと安心です。

自分の好みや使い方に合わせて選ぶことでより使いやすく、より良い電気ケトルを選ぶことができます。

それぞれにデメリットはありますが、メンテナンスをしっかりと行うことでデメリットでなくすことも可能です。

しっかりと理解して検討していきましょう。

「電気ケトル ステンレス デメリット」を調べている人がよく思う質問

電気ケトルはプラスチック製とステンレス製、どちらがいいですか?

どちらもメリットデメリットがあり一概には言えません。

そのため、自分の好みや使い方などのニーズに合わせて検討することが大切です。

電気ケトルの内側がステンレスだとどんなデメリットがありますか?

ステンレス製のものは金属が溶け出したり、錆がついて汚れたりする可能性があります。

ただ、メンテナンスをしっかりと行えばそこまで気にする必要はありません。

ステンレスケトルのメリットは?

ステンレスケトルは、金属を使用しており保温性に優れています。

そのため、冬の寒い時期でもすぐに冷えてしまう心配がなく、便利に使用ができますよ。

ステンレス製の電気ポットのデメリットは?

メンテナンスが面倒なことです。

ステンレス製のものはメンテナンスを怠るとマグネシウムなどが石灰化してこびりついてしまいます。

そのため、こまめなメンテナンスは必須で人によっては面倒に感じるかもしれません。

まとめ:

今回は、電気ケトルについてご紹介してきました。

ステンレス製の電気ケトルはさまざまなデメリットがありますが、好みや使い方によってはデメリットに感じないこともあります。

また、電気ケトルにはステンレス製のものやガラス製のものがあり、どちらもメリットデメリットがあります。

そのため、決してステンレス製の電気ケトルだけが悪いというわけではありません。

電気ケトルを選ぶ際には、自分の好みや使い方を考えてニーズに合わせたものを選ぶことが大切ですよ。

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