洗濯から乾燥まで一気に行ってくれるドラム式洗濯機。
その中でも支持を集めているのがパナソニックと日立のドラム式洗濯機です。
どちらも充実した機能が備わっていて、選ぶ際には迷ってしまいますよね。
今回は、パナソニックと日立を中心に、各社の洗濯機について比較してみました。
購入を検討される際にはどうぞご参考になさってください。
ドラム式洗濯機はパナソニックと日立どっちがいい?
ドラム式洗濯機の2大人気であるパナソニックと日立。
それぞれの特徴についてまとめてみました。
パナソニックドラム式洗濯機の特徴
パナソニックのドラム式洗濯機の特徴はこちらです。
- 洗浄力が高い
- 短時間で乾燥できる
- 抗菌・除菌機能
- デザインがオシャレ
パナソニックの洗濯機の強みは「スゴ落ち泡洗浄」。
洗剤を泡立てて洗うので、洗剤の汚れ落ちパワーを最大限に発揮することができます。
上位機種になると温水で洗う「温水スゴ落ち泡洗浄」機能が付いていて、古い衣類の黄ばみやしつこい匂いもスッキリ落としてくれます。
乾燥機能は「はやふわ乾燥 ヒートポンプ」を採用しており、低温の風で一気に乾燥させることで、衣類の傷みも防ぎながら素早く乾燥させることができます。
パナソニックは独自のナノイーXイオンを洗濯機にも活用し、アレルギー対策や衛生面に優れたモデルが多いことも特徴です。
水洗いできない衣類や小物の消臭、花粉除去、除菌・ウィルス抑制などができる機種もあります。
高機能でありながら、同時に美しく使いやすいデザインも追及しており、特に「Cuble」シリーズはかぎりなく凹凸をなくしたフルフラットフェイスで、オシャレにこだわりたい人にもお勧めできます。
パナソニックドラム式洗濯機はどんな人におすすめ?
洗浄はもちろん除菌力も重視したい人や、家電のデザインにもこだわりたい人はパナソニックの洗濯機がおススメです!
洗濯容量や機能性重視を重視するなら「LXシリーズ」、インテリアに馴染む製品が欲しい人は「Cubleシリーズ」が一押しですよ。
日立ドラム式洗濯機の特徴
日立のドラム式洗濯機の特徴はこちらです。
- 最大13kgのビッグドラム
- ナイアガラ洗浄
- しわになりにくい乾燥機能
- 省エネ
- お手入れが簡単
日立のドラム式洗濯機は業界最大級の13kgの洗濯容量をもつ「ビッグドラム」を採用しており、大家族のご家庭などに人気です。
洗浄能力は、大流量の「ナイアガラ洗浄」で「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」を行うことで、しみ込んだ汚れもすっきり洗い流してくれます。
乾燥機能は「らくはや風アイロン」で、大容積ドラムと高速風&大風量の力によってシワを伸ばしつつ仕上げてくれるので、少量の乾燥であればアイロンいらずで着用可能。
湿度センサーが搭載されていて乾きムラを防ぎ、無駄な電気代や時間を使うことがないのも嬉しいポイントです。
更に、乾燥機能はヒートポンプ式を搭載することで、年間の電気代・水道代を大きく節約することにも成功しています。
また、従来は毎回手入れが必要だった乾燥フィルターをなくし、本体下部に「大容量糸くずフィルター」を設けることでお手入れも月に1回で済むようになっています。
面倒な洗濯槽や乾燥経路のフィルター、ドアパッキンの埃も、自動で洗い流してくれるのでいつも清潔な状態を保つことができます。
日立ドラム式洗濯機はどんな人におすすめ?
家族の人数が多くて洗濯物が大量に出るご家庭や、アイロンの手間を省きたい方、お手入れを簡略に済ませたい忙しい方には日立の洗濯機がおススメです。
パナソニックと日立のドラム式洗濯機の特徴比較
パナソニックと日立の製品を比較して表にまとめました。
比較項目 | パナソニック | 日立 |
---|---|---|
容量 | 最大12㎏ | 最大13㎏ |
洗濯能力 | スゴ落ち泡洗浄 | ナイアガラ洗浄 |
乾燥能力 | はやふわ乾燥 ヒートポンプ | らくはや風アイロン |
除菌能力 | ナノイーX | 温風除菌 |
その他 | デザイン性が高い | お手入れが月に1回 |
洗浄力重視:温水洗浄や抗菌機能を使いたいなら、パナソニック。
スゴ落ち泡洗浄やナノイーXの活用で清潔を保つことができます。
乾燥性能重視:シワを減らす「風アイロン」機能が魅力の日立。
「アイロンいらずですぐ着れる」と評判な上に、乾燥時間も短めです。
省エネ性:長期的な電気代節約を求めるなら、日立が有利。
乾燥機能をヒーター式からヒートポンプ式に変更することで大幅な省エネに成功しています。
使用するシーンや生活スタイルに応じて、どちらが自分に合うかを判断してくださいね。
ドラム式洗濯機メーカー比較!おすすめはどれ?
パナソニックと日立以外にも各社魅力的なドラム式洗濯機を販売しています。
こちらでは他のメーカーの洗濯機についても比較してみました!
東芝|洗浄力の高さを重視
東芝のドラム式洗濯機は「ZABOON」の一機種のみ。
全機種に液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載しています。
東芝の洗濯機は「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」が強みで、ウルトラファインバブル(ナノサイズの泡)とマイクロバブル(マイクロサイズの泡)を駆使して、冷水でもスッキリ洗い上げます。
このウルトラファインバブルの技術は世界的にも注目されており、シャワーヘッドや入浴装置にも応用されていますが、洗濯機に応用されているのは東芝のみ!
なかなか落ちないケチャップやココアのシミも綺麗に洗い上げることができるという検証結果が発表されています。
また、水道水をAg+抗菌水に変換して洗浄するので、衣類を洗うたびに抗菌することができるのも嬉しいポイントですね。
また、低振動・低騒音で定評があるのも東芝の洗濯機の特徴。
夜間に洗濯する習慣がある人や集合住宅にお住まいの人には大きなメリットになります。
食べこぼしの汚れが多いお子様がいるご家庭や、夜間に洗濯をする人におススメ!
シャープ|しっかり乾燥させたい人向け
シャープの洗濯機はプラズマクラスターが搭載されています。
衣類を乾燥しながら、プラズマクラスターで除菌・消臭が出来る他、水で洗えない衣類の除菌・消臭もできることがメリットです。
ドラム式洗濯機の一般的な乾燥時間は約2~3時間と言われている中、シャープのドラム式洗濯機は洗濯~乾燥まで大体300分。
最長で400分を超える場合もあり、厚手の衣類でもしっかり乾かしてくれます。
一方で乾燥時間に比例して電気代も上がるので、ランニングコストを抑えたい人は注意が必要です。
時間がかかってもしっかり乾かしたい人におススメ!
AQUA|洗濯ジワが気になる人へ
AQUAは2012年に日本で生まれた比較的新しいブランドですが、コインランドリー用洗濯機としてのシェアNo.1の実績があります。
AQUAのドラム式洗濯機は「まっ直ぐドラム」で、コンパクトなのに大容量という日本の狭小住宅にぴったりのモデルです。
泡フルウォッシュやAiウォッシュといった洗浄機能も充実していますが、特筆すべきは乾燥機能。
⾐類をふわっと広げシワを伸ばしながら乾燥させるので、洗濯ものが絡みにくく、シワを抑えてふんわりと仕上がります。
シワをつけずにしっかり乾かしたい人向け!
アイリスオーヤマ|乾燥機能はあまり使わない・一人暮らしの人向け
機能はシンプル、価格リーズナブルをモットーにしているアイリスオーヤマでの洗濯機は、コンパクトで低価格なことが魅力です。
他社の洗濯機と比べて価格はおよそ半額程度という安さ、狭い場所にも設置できるコンパクトさから、一人暮らしなどの方に向いていると言えます。
低価格な分、乾燥機能は比較的弱め、もしくは付いていないこともあるので、あまり乾燥機能を重視しない人におススメです。
とにかく安く済ませたい!乾燥機能は重視しない人は検討してみても良さそう。
ドラム式洗濯機でコスパ最強な商品はどれ?
ドラム式洗濯機でもコスパが良い商品でおススメなのはこちらの「アイリスオーヤマドラム式洗濯機 8kg FL81R」です。
※ 乾燥機能はついていません。
こちらの商品は、50,000円を切る低価格と、幅60㎝×奥行55㎝のコンパクトさが魅力。
それでいて温水洗浄が出来るので十分な汚れ落ちを実感することができます。
乾燥機能こそついていないものの、温水ですすぐことで部屋干しでも乾燥時間を短縮することができるので、乾きにくいといったストレスからも解放されそうです。
「ドラム式洗濯機 パナソニック 日立 どっち」を調べている人がよく思う質問
まとめ
洗濯機の進化は目覚ましく、どの商品も十分な洗浄能力を備えているものがほとんどです。
乾燥機能や除菌機能など、ご自分が洗浄以外に重視したい項目をはっきりさせれば、望み通りの洗濯機を選ぶことができるでしょう。
こちらの記事を参考に、要望にぴったり合う1台を見つけてください。
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