エアコンからカタカタ音が聞こえてくるのには様々な原因が考えられ、ゴキブリがいる可能性もあります。
どのような対処・対策が必要なのでしょうか。
カタカタ音ではなくカリカリ音がする場合もあるようですが、この場合もゴキブリが原因なのでしょうか。
この記事では、
・カタカタ音、カリカリ音の原因
・エアコンからの異音を直す方法
・カタカタ音の原因が虫かどうかの確認方法
これらについて解説します。
エアコンのカタカタ音はゴキブリがいる？
結論から申し上げますと、エアコンのカタカタ音はゴキブリがいる可能性があります。
特にエアコンが止まっているときにカタカタ音がする場合は、その可能性が高いと言われています。
ただ、ゴキブリだけが原因とは限りません。
それぞれの原因に対して適切な対処が出来れば、カタカタ音は解消されるでしょう。
エアコンからカタカタ音がする原因は？
エアコンからカタカタ音がする原因を紹介します。
カタカタ音がする原因はゴキブリの侵入だけではなく、エアコン自体に不具合が起きている可能性もあります。
それぞれの対処法も解説しますので参考にしてください。
内部機器の不具合
長い間エアコンを使い続けるとエアコン内部の機器に不具合が発生し、カタカタ音がする場合があります。
具体的にはモーターの劣化、ファンベルトの摩耗などが挙げられます。
定期的に点検を行い、劣化している部品は交換をしましょう。
エアコン専門の業者に点検を依頼するのもおすすめです。
正しく部品が取り付けられていない
エアコンの設置時に正しく部品が取り付けられていないのも、カタカタ音の原因となります。
ファンなどの部品が緩んでいると振動が発生し、カタカタ音がするようです。
自分で点検するか、専門の業者に依頼をして、部品を正しく取り付けなおしましょう。
ドレンホースがつまっている
エアコンから出る水を外へ排出する部品である「ドレンホース」にゴミやホコリが詰まっている場合も、カタカタ音が発生します。
ドレンホースに詰まりが起きるとエアコン内に水が溜まり、異音が発生するようです。
エアコンからカタカタ音が聞こえてくる場合は、ドレンホースが詰まっていないか確認し、詰まっていれば清掃を行いましょう。
ゴキブリなどの虫が侵入している
エアコンの温度・湿度はゴキブリにとって適したものとなっています。
ゴキブリがエアコン内で動き、エアコンのパーツなどに触れた際にカタカタ音が鳴るようです。
エアコンから異音が聞こえてきたら、エアコンのフィルターを開けて、ゴキブリの死骸、フン、卵などがあるかどうかを確認しましょう。
エアコンの中からカリカリ音がする原因は？
エアコン内にゴミなどが入り込み、そのゴミがファンに当たることでカリカリ音がする場合もあるようです。
エアコンの中からカリカリ音がしたら、フィルターを開けてみてファンが破損していないか、異物が入り込んでいないか確認しましょう。
エアコンのカタカタ音が停止中もする原因は？
停止中もエアコンから異音が聞こえてくるのは様々な原因が考えられます。
・外の空気がドレンホースへ入ってきている
・電磁弁が動いている
・エアコンのフィルターが動いている
・ゴキブリなどがエアコン内で活動している
原因がゴキブリである可能性がある場合には、エアコンフィルターの内部にゴキブリの痕跡があります。
冬にエアコンからカタカタ音がする場合はゴキブリが原因？
冬にエアコンから異音が聞こえてくる場合、エアコンのパーツの稼働が原因として考えられますが、ゴキブリも原因として考えられます。
冬のエアコンは外に比べて湿度・温度が高く、ゴキブリが入り込みやすいです。
定期的にエアコンの点検や清掃を実施し、エアコン内の環境を清潔に保ちましょう。
エアコンから音がするとき虫が侵入しているとわかる症状は？
エアコンフィルターを外してみて虫のフンや死骸などがあれば、虫が侵入していると分かります。
虫が活動しているときに音がする場合もありますが、虫の死骸がファンによって動かされて音がする場合もあります。
エアコン内で虫のフンや死骸を発見したら、ただちに清掃を行いエアコン内を綺麗にしましょう。
エアコン内のゴキブリ確認方法
エアコン内のゴキブリ確認方法は以下の通りです。
以下の事象が起きている場合はエアコン内にゴキブリがいる（いた）と考えられます。
・エアコンが停止してから時間が経った後、夜にエアコンからカタカタ音がする
※夜になるとゴキブリは活発になります。
・エアコンフィルターの内部にゴキブリの卵、フン、死骸がある
エアコンにゴキブリが侵入する経路は？
ゴキブリがエアコン内に入り込む経路は2つあります。
ドレンホース
ドレンホースはエアコンから出る水を外へ出すためのホースです。
ゴキブリは、このホースを伝ってエアコンの内部へ侵入します。
配管の隙間
エアコンと室外機を繋ぐ配管に隙間があると、そこからゴキブリが侵入します。
配管と壁の間の隙間が、一番ゴキブリが侵入しやすいと言われています。
エアコンにゴキブリが侵入した際の対処法
エアコンにゴキブリが侵入してしまった際は以下の対処を行いましょう。
エアコンのフィルター、エアコンの内部を清掃する
エアコンに溜まったゴミやホコリはゴキブリの餌となります。
エアコンを清潔に保つために、定期的な清掃を行いましょう。
ゴキブリホイホイを設置する
エアコンのそば、ゴキブリが侵入しやすそうな場所への設置がおすすめです。
防虫スプレーを使う
エアコン周辺やエアコン内部に防虫スプレーを散布するのもおすすめです。
防虫スプレーを散布する際は必ずエアコンの電源を切り、散布後は部屋の換気を行ってください。
エアコン内のゴキブリ侵入を防ぐには？
エアコン内へのゴキブリ侵入を防ぐ方法を紹介します。
エアコンの定期的な掃除とメンテナンスを行う
フィルターや内部の定期的な清掃はもちろん、エアコン点検・清掃の専門業者にメンテナンスを依頼するのも重要です。
ゴキブリが住み着きにくい環境づくりが大切です。
害虫忌避剤を設置する
ゴキブリを始めとした害虫が寄り付かなくなる害虫忌避剤を、ドレンホースや室外機の周辺に設置しましょう。
害虫忌避剤の効果は永続的ではないので、定期的に新品へ取り替えましょう。
配管周辺の隙間をパテで埋める
配管が壁を通る部分に隙間がある場合はパテで埋めて、ゴキブリが侵入しないようにしましょう。
専門の業者に依頼するのもおすすめです。
ドレンホースを改良する
ゴキブリが侵入しないように防虫キャップを付けたり、ドレンホースが地面に付かない長さに切るのがおすすめです。
ドレンホースを切る際は、ホースが地面に水平か若干の傾斜があるように切りましょう。
ポチップ
ゴキブリや害虫以外の原因でカタカタ音がする場合
ここまでゴキブリなどの害虫の対策を紹介してきましたが、害虫以外の原因でもカタカタ音がする可能性があります。
原因は何なのか、どのように対処すればいいのか紹介します。
ゴキブリの対策を行ってもカタカタ音が解消されない方は必見です。
エアコンのカタカタ音はファンの故障？
エアコンのファンは年月が経つと、劣化により軸のズレや歪みが発生します。
ファンを清掃してカタカタ音が解消されることもありますが、それでも解消されない場合は故障の可能性が高いです。
専門業者へ修理を依頼するのがおすすめです。
エアコンのカタカタ音を直すには？
主に以下の2つが、エアコンのカタカタ音を直す方法です。
エアコンの清掃を行う
エアコンの汚れ・ホコリが原因で部品が正常に作動しなくなることがあります。
汚れ・ホコリはゴキブリの餌になり、ゴキブリが住み着く原因にもなるので、定期的に清掃を行いましょう。
専門の業者に修理、点検を依頼する
エアコンの清掃を行っても異音が収まらない場合には、エアコンが故障している可能性があります。
エアコンの点検もかねて、専門業者へ修理を依頼し直してもらいましょう。
「エアコン カタカタ ゴキブリ」を調べている人がよく思う質問
まとめ：確認が怖い場合は専門業者に依頼する方法も！
エアコンのカタカタ音が聞こえる原因、カタカタ音を直す方法、原因が虫かどうかの確認方法を解説しました。
今回の記事の要点は以下の通りです。
・エアコンからカタカタ音が聞こえる原因はゴキブリ、ドレンホースの詰まり、エアコン内部の不具合など様々な原因がある。
・異音を直す方法は、エアコン内部の点検や清掃、専門業者への依頼などが挙げられる
・カタカタ音の原因が虫かどうか確認する場合は、エアコンのフィルターを外して虫の死骸・フン・卵があるか探す
エアコンのフィルターを外して確認するのが怖い場合には、専門業者へ依頼するのもおすすめです。
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