印鑑を複数持っていると、どれが銀行印だったか分からなくなることってありますよね。
どれか分からないまま、とりあえず持って行った銀行印が違う場合はバレてしまうのでしょうか。
賃貸契約の際も同様に、銀行印とは異なる印鑑を使っても大丈夫なのでしょうか。
今回は、
・銀行印が違っていたらバレるのか
・賃貸契約の際に、銀行印が違っていたらバレるのか
・銀行印がどれかわからない時の確認方法・わからない場合の解決策
これらについて解説します。
銀行印が違う場合はバレる?
早速結論から言うと、
銀行のシステムに、口座と銀行印の情報は紐づけられて登録されています。
照会が行われた後に、窓口の担当の人に「銀行印が違っている」と言われてしまうでしょう。
賃貸契約で銀行印が違う場合はバレる?
銀行印が違うと、印鑑の持ち主(賃貸契約を結ぶ人)の承諾が無いことになります。
銀行か賃貸会社から、銀行印が違う旨の連絡が来るでしょう。
銀行印が違った場合の確認方法
銀行印が違うのは大体の場合でバレることが分かりました。
では、銀行印が違った場合に、どれが正しい銀行印か確認する方法はあるのでしょうか。
銀行で確認する方法、自分で確認する方法のそれぞれ2つを解説します。
銀行で確認する方法
自分が持っている印鑑を銀行の窓口へ持っていき、確認してもらいましょう。
その際には以下の物が必要です。
・その銀行の通帳
・印鑑(銀行印かもしれない印鑑全部)
・身分証
窓口へ行き「どの印鑑が銀行印か分からないので、確認してほしい」との旨を伝えましょう。
なお、銀行印の確認は、原則として本人しかできません。
代理人に確認してもらう場合には、委任状などが必要となるため、手間もかかります。
代理人に確認してもらう場合には、以下の物が必要です。
・委任状
・本人の身分証
・代理人の身分証
委任状のテンプレートは様々なサイトで入手できますが、委任状がすぐに必要な方は、こちらをご利用ください。
自分で確認する方法
銀行印が通帳に押してあれば、自分で確認できます。
銀行印と思われる印鑑を紙などに押して、通帳に押してある銀行印と比較し、銀行印を見つけ出しましょう。
通帳に銀行印が押されていない場合は、銀行の窓口へ行き、どれが正しい印鑑か確認してもらいましょう。
印鑑相違で銀行印がわからない場合はどうする?
印鑑相違で銀行印が分からない場合には、自分が今持っている印鑑を銀行の窓口へ持っていき、どれが正しい銀行印か確認してもらいましょう。
銀行のシステムには、口座と銀行印の情報が紐づけて登録されているので、担当者が銀行のシステムを用いて、正しい銀行印を教えてくれます。
銀行印が通帳に押してあれば、自分でも確認できます。
銀行印と思われる印鑑を紙などに押して、通帳に押してある銀行印と比較し、銀行印を見つけ出しましょう。
銀行印を間違えた場合の対処法は?
様々な契約を結ぶ際に押す銀行印を間違えた場合は、「銀行印を間違えた」との旨を、契約を結んだ際の担当者へ伝えましょう。
担当者が何らかの対応を行ってくれるはずです。
こちら側も、正しい銀行印を用意する必要があるので、銀行の窓口などで正しい銀行印がどれなのか確認をしておきましょう。
こちらから連絡を入れなくても、銀行印が間違っていることを知らせる「印鑑相違」の通知が届くこともあります。
銀行印がない場合の対処法は?
正しい銀行印が、銀行の窓口などで確認しても見つからなかった場合は、紛失した可能性が高いです。
銀行印が悪意ある第三者に渡ると、様々な形で悪用される危険性もあります。
その後、銀行の窓口にて新しい銀行印を登録しましょう。
銀行印が違う場合は引き落としができない?
銀行印が違う場合は引き落としができないのがほとんどです。
違う銀行印で届出を行うと、公共料金の場合、早いと数日で印鑑相違の連絡文書が届きます。
速やかに返送を行い、正しい銀行印を登録しましょう。
ただし、中には印鑑相違の連絡が来るまで数か月かかる会社もあるようです。
「銀行印 違う バレる」を調べている人がよく思う質問
まとめ:違う印鑑はバレるので正直にわからないことを相談しよう
銀行印が違っていたらバレるのか、賃貸契約の際に銀行印が違っていたらバレるのか、銀行印がどれかわからない時の確認方法・わからない場合の解決策を解説しました。
銀行印が違っていることは、遅かれ早かれバレることがほとんどです。
銀行印がどれかわからないときは、銀行の窓口へ行き、どれが正しい銀行印なのか確認してもらいましょう。
それでも見つからない場合は、新しい印鑑を登録し直しましょう。
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