羽根なし扇風機を、新しい扇風機として購入しようと検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私の知り合いでも、羽根なし扇風機を使っている人が増えてきています。
そんな羽根なし扇風機ですが、メリットとデメリットの両方が存在します。
どちらもきちんと理解しておけば、快適に羽根なし扇風機が使えますよ。
今回の記事では
・羽根なし扇風機のメリット、デメリット
・羽根なし扇風機の上手な選び方
・各主要メーカー別のおすすめ羽根なし扇風機
などについて解説します。
羽根なし扇風機のデメリットは?
羽根なし扇風機のデメリットを紹介します。
これらのデメリットを理解した上で羽根なし扇風機を検討してみてください。
すべての製品が、これから紹介するデメリットに該当するわけではないのでご注意ください。
価格が高め
羽根なし扇風機の価格は従来の扇風機よりも高めで、安くても約1万円はします。
羽根あり扇風機なら、安い製品だと4、5千円程度なので約2倍の差があります。
高い予算が確保できない方にはおすすめできないかもしれません。
風が弱いと感じる
中には、羽根なし扇風機は羽根あり扇風機よりも風が弱いと感じる方もいらっしゃいます。
実際に店頭などで風の強さを確認しておきましょう。
送風の向きが限られている
羽根なし扇風機の中には、上下への角度調整ができない製品も存在します。
上や下へ角度を調整して扇風機を使いたい方にとって、この点はデメリットとなるでしょう。
実際に店頭へ赴き、角度調整ができるかどうかも確認しておきましょう。
音がうるさい
普及し始めたころの羽根なし扇風機は、モーター音がうるさいことがデメリットでした。
静かな部屋で過ごしたい方、就寝前に扇風機を使う方にとって、このデメリットは致命的ですね。
念のため、店頭でどれくらい音がするのか確かめておきましょう。
重いものもある
羽根なし扇風機には重い製品も存在します。
扇風機を頻繁に移動させる方、あまり力が出せない方は不便な思いをしてしまうでしょう。
重い製品を買いたくない方は、事前に製品の重さを確認しておきましょう。
倒れやすい
中には、デザインや重量の関係で倒れやすい製品が存在します。
扇風機が頻繁に倒れて、毎回起こさねばならないのは面倒ですね。
人や物の通り道にならない場所に設置しましょう。
羽なし扇風機は電気代がかかる
羽なし扇風機は、羽あり扇風機に比べて電気代がかかることも多いです。
特に、暖房機能や空気清浄機能を用いると電気代が多くかかるようです。
劇的に電気代が跳ね上がるわけではありませんが、電気代を節約したい人にとってはデメリットとなるでしょう。
羽根なし扇風機のメリットは?
羽根なし扇風機のデメリットを沢山紹介しましたが、メリットもたくさん存在します。
これらのメリットは従来の羽根あり扇風機には無いものです。
これから紹介するメリットが魅力に感じた方は、羽根なし扇風機の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
デザインがかっこいい
羽根なし扇風機は何よりデザインがかっこいいです。
羽根が無く、空洞のあるデザインなので、近未来感もありますね。
部屋に置けば、素敵なインテリアにもなりますよ。
安全性が高い
指などが巻き込まれる心配がないというメリットもあります。
この安全性の高さは、小さなお子様やペットと共に生活している方にとっては大きなメリットです。
手などが巻き込まれる心配はありませんが、倒れやすい製品が存在するので、極力子供には触らせないようにしましょう。
掃除がしやすい
掃除がしやすいというメリットもあります。
羽根なし扇風機なら、ホコリが溜まったらカバーを外して掃除するという面倒な作業も必要ありません。
そもそもホコリも溜まりにくいので、掃除の頻度も減りますよ。
狭いスペースでも置くことができる
スリムな形状の羽根なし扇風機は、狭いスペースでも設置できます。
羽根あり扇風機の場合、首振りの移動範囲も考慮してスペースを取らなければいけませんでした。
羽根なし扇風機なら、首振り機能を使っても縦長の本体が回るだけなので、何かにぶつかる心配もありません。
送風にムラがない
羽根なし扇風機は送風にムラがありませんので、羽根あり扇風機の直接的な風よりも、ナチュラルな風を感じられます。
部屋でリラックスしながら風を浴びたい方などにとっては、最高のメリットです。
扇風機以外の機能がついている
扇風機以外の機能がついていることがあるのもメリットです。
例えば空気清浄機能や暖房機能などです。
気温や湿度によって様々な機器を使い分ける必要が無いので、より生活が便利になりますよ。
羽なし扇風機の仕組みは?
簡単に言うと以下のようになっています。
①扇風機内部のモーターが動き、本体に周囲の空気を取り込む
②取り込んだ空気を、空間で流れが生じるように送り出す
③送り出された空気が、周りの空気を巻き込みながら進み、風になる
「周りの空気を巻き込む」と聞くと安全性が心配になりますが、巻き込む強さはそこまで強くないのでご安心ください。
羽なし扇風機は涼しくない?
従来の扇風機並の強い風を求めている方には、おすすめできないかもしれません。
事前に店頭でどれくらいの風量か確かめておきましょう。
羽なし扇風機の上手な選び方
羽なし扇風機の上手な選び方は以下の3点に注目することでしょう。
どのようなタイプか
羽なし扇風機には、タワー型、コンパクト型、首掛け型などあります。
床に置いて使いたい方にはタワー型、机の上などに置いて使いたい方にはコンパクト型、外出時に使いたい方には首掛け型がおすすめです。
どのような機能が搭載されているか
空気清浄機能や暖房機能以外にも、様々な機能が搭載されている製品も存在します。
例えば加湿機能やタイマー機能などです。
どのような機能が搭載されているか確認し、自分の目的に合った製品を購入しましょう。
実物を確かめる
風量や音の感じ方は人それぞれなので、風量や音のレベルが想定を超える、超えないことも考えられます。
実際に家電量販店などへ行き、風量や音はどれくらいか確かめましょう。
おすすめの羽なし扇風機!メーカー別に羽なし扇風機を紹介
メーカ別、おすすめな羽なし扇風機を紹介します。
紹介するのはアイリスオーヤマ、ニトリ、ダイソン、パナソニックの製品となっています。
主要メーカーから、どのような羽根なし扇風機が発売されているか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
アイリスオーヤマの羽なし扇風機
広範囲に風を送る立体送風を実現していて、広い範囲で風を感じられます。
「上下可動ルーバー」が搭載されていて上部、下部へも風を送れます。
お任せモードを使用すれば、室温センサーを利用して自動で風量を調節してくれますよ。
ニトリの羽なし扇風機
首掛け型かつ羽なしタイプなので、髪が巻き込まれる心配がありません。
収納ポーチが付属していて、ぐるぐる巻くことでコンパクトに収納もできて便利です。
約3時間の充電で、約1.5時間~6時間の連続使用が可能です。
ダイソンの羽なし扇風機
こちらの羽根なし扇風機は空気清浄機能も搭載されていて、使っているだけで空気も綺麗にしてくれます。
空気清浄機能が非常に優れていて、ハウスダストや花粉を99.95%捕え、最大35畳の空気清浄が可能です。
350度の首振りが実現されていて、部屋中に清潔で涼しい風が送れます。
ナイトモードを使えば静音運転に切り替わるので、睡眠の妨げにもなりません。
パナソニックの羽なし扇風機
名称はファンヒーターとなっていますが、涼しい風を送るモードも搭載されています。
「ナノイーX」が搭載されているので、清潔かつ、においが抑えられた風を部屋中に送れます。
風量も9段階に調整できるので、空調で身体が冷える心配もありません。
「羽根なし扇風機 デメリット」を調べている人がよく思う質問
まとめ:羽根なし扇風機はメリットも多く魅力的
羽根なし扇風機のメリットとデメリット、羽根なし扇風機の上手な選び方などについて解説しました。
今回の記事の要点は以下の通りです。
【羽根なし扇風機のメリット】
・デザイン性が優れていて、インテリアにもなる
・羽で指を怪我する心配がない
・ホコリなどを簡単に拭き取れる
【羽根なし扇風機のデメリット】
・通常の扇風機に比べて高価
・上下に風を送れない製品もある
・重い製品もある
【羽根なし扇風機の上手な選び方】
・首掛け型、タワー型、コンパクト型などが存在するので、用途に合った製品を選ぶ
・空気清浄機能や暖房機能など様々な機能が搭載されている製品もあるので、使用目的に合った製品を選ぶ
・店頭で実物を使ってみて、風量やモーター音が想定の範囲内か確かめる
最近の空気清浄機は様々な機能が搭載されていて、モーター音が抑えられた製品も数多く販売されています。
安全性が高く、掃除もしやすいなどメリットも沢山あります。
新しく扇風機を探している方は、羽根なし扇風機も選択肢の中に入れてみてはいかがでしょうか。
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