ユニバーサルスタジオジャパンの人気アトラクションの一つ「フライングダイナソー」
ジュラシック・パークエリアにある人気のジェットコースターで、まるで恐竜に捕まえられているかのような体験ができるのですが…実は何度も緊急停止になっているんです！
そこで今回は、フライングダイナソーで死亡事故は起きたのか？怖くて気絶してしまった人はいるのかなど、「やばい」と言われる理由を調査してみました！
これからユニバーサルスタジオジャパンへ行かれる方も参考にしてみてくださいね♪
フライングダイナソーで死亡事故は起きている？
結論から申し上げますと、フライングダイナソーで死亡事故は起きていません。
何度か緊急停止したとニュースになっているフライングダイナソーですが、2024年5月現在では死亡事故はゼロ。
絶叫系アトラクションは、乗客の安全を確保するために厳格な管理が求められ、ユニバーサルスタジオジャパンでは日頃からしっかりメンテナンスがされているようです。そのため、フライングダイナソーを含む他のアトラクションでも、これまでに死亡事故は発生していません。
フライングダイナソーがやばいと言われる理由
過去に起きたフライングダイナソーの緊急停止や事故
2016年3月より運転を開始したフライングダイナソーですが、これまで度々緊急停止しているようです。
- 2016年
- 2017年
- 2018年5月
- 2019年1月
- 2022年10月
- 2023年12月
2016年
フライングダイナソーが運転開始して最初の緊急停止は、「男子高生が乗車時にスマホを持ち込んでいたから」というものでした。
ゲストが宙づり状態でコースターへ乗るフライングダイナソーは、落下物防止のために手荷物は厳禁となっています。しかし、この時は乗車中の男子高校生がスマホを持ち込んでいたため、緊急停止へ至ったようです。
2017年
2017年の緊急停止の理由は「立ち入り禁止エリアへゲストが入ってしまったため」でした。
2018年5月
2018年の緊急停止の原因は、「モーター関連のトラブル」とされています。
2019年1月
2019年には「レールを固定するボルトが脱落していたため」という理由で緊急停止したようです。
2022年10月
2022年には「センサーの異常」ということで、緊急停止しています。
2023年12月
2022年に引き続き、2023年もセンサーの異常検知でフライングダイナソーは緊急停止しました。
ニュースにはなっていない場合も
フライングダイナソーの緊急停止についてご紹介しましたが、実はニュースになっていない緊急停止もあるんです。
度々緊急停止しているなんて怖くなってしまいますが、事故やゲストが亡くなったという事実がないことから「安全対策が徹底しているからこそ」緊急停止になるのではないでしょうか。
フライングダイナソーで吐いた？
フライングダイナソーについて調査していると、「吐いた」という感想が多く聞こえました。
「まるでプテラノドンに捕まったかのような体験ができる」というのが魅力のフライングダイナソー。そのため、体へ重力はかかりますし、360度振り回されます。
普段はジェットコースターに乗っても酔わないという方でも、フライングダイナソーで体を振り回されると酔ってしまい吐いたという方もいらっしゃるようです。
フライングダイナソーで気絶？
フライングダイナソーに乗って「吐いた」という感想とともに多かったのが「気絶した」という感想でした。
「気絶しかけた」というだけで、「それぐらい怖かったよ」という感想なのかと思っていましたが、どうやら実際に気絶してしまった方も。
本当に意識を失ってしまったのかは分かりませんが、G（重力加速度）がかかったせいでグレイアウトしてしまった可能性はあります。
グレイアウトとは、大きなGがかかった際に脳へ血流が十分に行き渡らなくなって視界が暗くなってしまう現象です。
フライングダイナソーに乗って後悔したという人の体験談
やはり他のジェットコースターとは違い、うつ伏せで360度振り回されるという特徴からか、ジェットコースターが好きな方でも「フライングダイナソーは辛かった」という意見が見られました。特に疲労が溜まっていたり、食事をした直後などは乗車を辞めておいた方が良いようです。
フライングダイナソーとはそもそもどのようなアトラクション？
フライングダイナソーとは
「ザ・フライング・ダイナソー」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのジュラシックパークエリアにある人気のジェットコースターのこと。
まるで恐竜のプテラノドンに捕まえられたかのように、うつ伏せの体勢でジュラシックパークエリアの上空を駆け巡るというスリリングな体験ができます。
コースの全長は1,124メートルで、高さは47メートル、最大速度は90km/hということで、急降下や急旋回が続くスリル満点のライドです。
フライングダイナソーの身長制限
フライングダイナソーには身長制限が設けられており、乗車可能な身長は132センチ～198センチとなっています。
「最低でも○○センチ以上」という制限はよく見ますが、フライングダイナソーでは「198センチまで」という上限もあるので、背の高い方は注意が必要です。
フライングダイナソーの待ち時間
フライングダイナソーの待ち時間は、平日か休日かでも変わってきますが大体30～60分となっています。
空いているときには10分ほどで乗れる時もあるようですが、混雑時には120分以上待たなければいけないこともあるようです。
フライングダイナソーの安全性
度々緊急停止しているフライングダイナソー。
「こんなに停止しているなんて安全はどうなっているの？」と不安に思ってしまうかもしれませんが、ユニバーサルスタジオジャパンでは世界で最も厳しい基準に基づいて運営を行っているんです。
施設の点検作業、検査、部品交換周期などの保守管理業務は、国が厳格な基準を定めています。ユー・エス・ジェイでは、ワールドクラスのエンターテイメント企業として、日本、アメリカ、ヨーロッパで定められている規格・管理基準の中から、最も厳しいルールを採用した独自の管理基準を定めています。
引用元：ユニバーサルスタジオジャパン公式ホームページ
メンテナンスに特化した「テクニカルサービス部」を設置したり、防火・防災についても優良認定を受けています。
度々緊急停止しているのも、安全性を優先しているからこそなのではと感じるので、フライングダイナソーの安全性には問題ないといえるでしょう。
フライングダイナソーは浮遊感がある？
浮遊感とは、ジェットコースターに乗った際に感じる、あの独特なふわっと感のこと。
実際に無重力状態になっているわけではないのに、急降下によってマイナスにGがかかったことにより体が浮遊しているような感覚になります。
この浮遊感ですが、うつ伏せで乗車するフライングダイナソーではどう感じるのでしょうか？
空を飛んでいるような感覚になるフライングダイナソーでは、「あまり浮遊感を感じない」という声も多いのですが、360度体を振り回されるため「浮遊感を感じる」という声も。
浮遊感というより、「落ちる」という感覚が強いという意見もあり、その急降下によって浮遊感を感じる方もいるようです。
また、安全バーがどれだけ体に密着しているかでも浮遊感に感じ方に差があるため、浮遊感を軽減したいのであれば安全バーをキツめにしてもらうと良いでしょう。
フライングダイナソーとハリドリどっちが怖い？
フライングダイナソーとともにユニバーサルスタジオジャパンで人気なジェットコースターの一つ「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」どちらが怖いのかと、度々論争になるようなので調査してみました！
| ザ・フライング・ダイナソー | ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド | |
|---|---|---|
| コース全長 | 1,124m | 1,267m |
| 最高速度 | 100km | 89km |
| 最大重力 | 4G（推測） | 3.57G |
| 最大落差 | 38m | 43m |
| 最大傾斜角 | 45〜50度（推測） | 59度 |
| 所要時間 | 3分 | 3分 |
数字だけ見ると、ハリウッドドリームザライドの方に軍配が上がります。
しかし、フライングダイナソーの恐怖ポイントはその体勢。やはりうつ伏せで頭から落ちる感覚は独特で、怖さが倍増されます。
USJの事故で過去にあった死亡事故は？
度々緊急停止しているフライングダイナソーですが、これまでゲストが亡くなるといった死亡事故は起こっていません。
それはユニバーサルスタジオジャパンの他のライドにも言えることで、徹底した安全性でゲストが安心して楽しめるようになっています。
しかし、過去にゲストではなく「従業員が死亡した」という事故が起こっていたのです。
それは2022年7月、バックヤードで配電盤が入った重さ約２トンの木箱をトラックから降ろす作業中に起きました。
フォークリフトでバランスを崩した木箱を支えようとしたところ、物流会社の男性従業員の上に木箱が落下してしまったのです。
すぐに病院へ搬送されたようですが、残念ながら男性は死亡してしまいました。
「フライングダイナソー 死亡」を検索する人がよく思う質問４選
まとめ：フライングダイナソーは安全に管理されている
フライングダイナソーで死亡事故は起きたのか？怖くて気絶してしまった人はいるのかなど、「やばい」と言われる理由を調査してみました！
2016年に運転開始したフライングダイナソーですが、度々緊急停止をしています。
その理由は「男子高校生がスマホを持ったまま乗車したから」「子どもが立ち入り禁止エリアへ入ってしまったから」というゲストが原因のものから「センサーの誤作動」というものまで様々。
「こんなに何度も緊急停止しているなんて安全性はどうなの？」と思われるかもしれませんが、ユニバーサルスタジオジャパンでは世界で最も厳しいといわれているルールに基づいて運営をしており、度重なる緊急停止も安全性を優先しているからこそといえるものでしょう。
まるでプテラノドンに掴まえられたかのような感覚で上空を駆け巡るフライングダイナソーは、うつ伏せで乗車するという独特なスタイルで「怖い」「気絶しかけた」というレビューも見られましたが、他のジェットコースターでは味わえない体験ができるため、絶叫系が好きな方には是非お勧めしたいアトラクションです。
ユニバーサルスタジオジャパンへ行かれる際には、是非フライングダイナソーに乗って空の旅をしてみてはいかがでしょうか？
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