家電は1つ1つが高額なものが多いので、少しでも安く購入したいと思っている人が多いでしょう。
今回は、家電の安い時期と、安く買える方法についてまとめてご紹介します。
家電の安い時期【2024年】
家電が安い時期は一般的に以下の4つのタイミングです。
- 新型モデルが出る時期(1月~3月、7月~9月)
- 決算期(2~3月、7~9月)
- ボーナス時期(6~7月、12月)
- セール時期(新春セール、新生活応援セールなど)
条件別に家電のお得な時期を紹介
一人暮らし用家電が安い時期は?
例年2月頃~4月上旬にかけて、新生活応援セールが行われます。
この時期はどの店も、これから一人暮らしをする学生や社会人をターゲットにした一人暮らし用の家電を安く販売しています。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの必要最低限の家電をセットで安く販売していることも多いです。
参考までに、2024年の新生活応援セールについて、いくつかリンクを貼っておくので参考にしてみてください。
家電のモデルチェンジ時期はいつ?
家電は年に一回新しいモデルが発売されます。
新モデルの発売2か月前くらいから、在庫処分のため旧モデルが安く販売されることが多いです。
モデルチェンジの時期は種類によって異なるので、こちらで表にまとめました。
縦型洗濯機 | 6~8月 |
ドラム式洗濯機 | 10〜11月 |
冷蔵庫 | 10~11月 |
テレビ | 6〜9月 |
電子レンジ | 夏から秋 |
炊飯器 | 6〜9月 |
掃除機 | メーカーによって異なる ダイソン 5~6月 シャーク 6~10月 日立 夏~秋頃 パナソニック 7~10月 シャープ 5~11月 東芝 5~11月 |
空気清浄機 | 秋頃 |
プリンター | 9月 |
エアコン | 2月〜3月 |
2024年家電家電量販店の決算セールはいつ?
年2回ある決算期は、どの会社も売上を伸ばすための大切な時期です。
お得なセール価格になっているのはもちろん、少しでも売り上げを伸ばしたいので値引き交渉も成功しやすいですよ。
決算は中間決算と本決算があり、特に本決算の方が割引率が高い傾向にあります。
各社の決算時期は以下です。
- ヤマダ電機・ヨドバシカメラ・ケーズデンキ・エディオン
中間決算 9月
本決算 3月 - ビックカメラ・コジマ
中間決算 2月
本決算 8月
家電別にお得に購入できるタイミングを紹介
家電は一般的に、モデルチェンジの2か月前から型落ち品が安くなるので、最新機種にこだわらないのであれば購入チャンスです。
各家電の種類ごとにモデルチェンジの時期が異なるので、それぞれ安く購入できるタイミングをご紹介します。
「洗濯機」家電の安い時期
洗濯機は「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」で安くなるタイミングが異なります。
縦型洗濯機は梅雨時にモデルチェンジをするので、その前の4月~5月が狙い目です。
ドラム式洗濯機は10~11月にモデルチェンジをするので、その前の9月頃に安くなります。
「テレビ」家電の安い時期
テレビのモデルチェンジは6〜9月なので、その前の4月頃に安く購入できます。
また、国際的なスポーツイベントなどで需要が高まる時に安く販売されることもあります。
オリンピックやワールドカップのある年は購入チャンスなので、チェックしてみてください。
「エアコン」家電の安い時期
エアコンは2月〜3月にモデルチェンジをするので、年末あたりで購入するのがおススメです。
ボーナスシーズンでもあり、年末セールも重なるので、かなり安く買える可能性があります。
エアコンは設置工事が必要なため、購入してもすぐに使えるとは限りません。
急な猛暑や厳冬でエアコン需要が高まると、工事が混み合うこともあります。
その年の気候によって状況が変わりやすい家電なので、確実に買いたい人は早めに動く方が良いですよ。
「冷蔵庫」家電の安い時期
冷蔵庫は10~11月にモデルチェンジをするので、夏頃が一番安くなります。
家電の中でも冷蔵庫は特に高額なので、安くなるタイミングを見逃さないようにしてください。
「電子レンジ」家電の安い時期
電子レンジは夏から秋にモデルチェンジをするので、梅雨頃に購入すると安い可能性が高いです。
また、クリスマスから年始の時期や、新生活準備セールでも電子レンジが安くなることがあります。
「炊飯器」家電の安い時期
炊飯器は新米が出回る10~11月に買い替え需要が高まるので、それに向けて6〜9月にモデルチェンジを行います。
安く型落ち品を狙うのであれば、新生活準備も終わり需要が落ち着く5月以降がおススメです。
「空気清浄機」家電の安い時期
空気清浄機は秋から冬のシーズンに需要が高まるので、秋の始まる頃に新モデルが発売されます。
夏頃に前年度モデルが安く在庫処分される傾向にあります。
ただし、ダイソンの空気清浄機は例年春に新モデルが発表されるので、他社製品と時期がずれるかもしれません。
「パソコン」家電の安い時期
パソコンが最も安い時期は、会社の総決算と新生活応援セールの重なる3月です。
また、国内のパソコンメーカーの新モデルが発表されるタイミングは1月、5月、9月が多く、この時期も型落ち品が安くなっています。
パソコンの性能の進化は日進月歩ですが、1年くらいではあまり大きな変化はありません。
モデルチェンジと言っても、結局デザインや細かい仕様の変更程度に留まることも珍しくないので、型落ち品の購入はおススメです。
家電を安く購入する方法は?
少しでも家電を安く購入したい場合に、セールやモデルチェンジの時期を狙うことは既に解説しました。
ここでは、それ以外にできる値下げポイントについてまとめておきます。
値引き交渉を行う
店舗で購入する際は、値引き交渉が有効です。
というより、値引き交渉前提で価格が設定さることもあるので、交渉しないとむしろ損します!
値引き交渉が成功するためにはいくつかコツがあるので、ここでまとめてお伝えします。
まず、他店がこの店よりも安かったことを伝えると、それ以下の価格になるように値引いてくれることもあるので、できれば複数店舗を回ってリサーチしましょう。
ただし、ネット販売の価格は比較対象として認めてくれないケースが多いので注意が必要です。
また、需要が高い時期は値引きに応じてくれない可能性が高いので、家電の需要が落ち込むタイミングでの交渉がおススメですよ。
閉店間際や悪天候などで売り上げが少ない日はその日の売り上げ目標を達成するために交渉に応じてくれやすい可能性があります。
交渉する相手も重要で、その店のベテラン社員と思われる人を選ぶと、裁量権があり交渉に応じてくれやすいです。
売り場で法被などを着て販促を行っている人はメーカーから派遣されている販売員で、値下げ権限がなく交渉してもあまり意味がありません。
- ライバル店と価格を比較して交渉する
- 需要が少ない時期に交渉する
- 閉店間際や、悪天候時に交渉する
- 値下げの権限がある人と交渉する
スマホ決済サービスを利用する
PayPayなどのスマホ決済サービスでは、利用金額に応じてポイント還元が行われます。
還元率はクレジットカード払いよりも高いことが多く、通常時でも1.5%、キャンペーン時には最大20%が還元されるということも!
「スマホ決済は難しそう…」と思っている人も、PayPayの始め方について簡単にまとめておきますので参考にしてくださいね。
一度登録してしまえば、とても簡単ですよ!
SMSを受信できる電話番号が必要です。
銀行口座の登録/ATMから現金チャージ/クレジットカードの登録(2025年1月以降はPayPayカード以外のクレジットカードでは決済できなくなります)、のいずれかを選択できます。
クレジットカード決済ではキャンペーンの還元が受けられません!
レジで「PayPayで支払います」と伝えてバーコード画面を見せる、もしくはレジに設置されているQRコードを読み取るだけ!
クーポンを使う
家電量販店の中にはクーポンを配布しているところも少なくありません。
クーポンの入手先は、チラシ・公式アプリ・PayPayなどのスマホ決済サービスなどです。
ネット通販サイトを利用する
人件費や店舗の維持費がかからないネット通販は、価格だけで言えば圧倒的に安い可能性があります。
購入時に相談ができない、アフターフォローが受けれない、などのデメリットが気にならないという人は、ネット通販がおススメです。
株主になる
家電量販店の中には、運営会社の株主になることで優待券がもらえることがあります。
株を購入する余裕がある人は、検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、優待券の使い方には制約があることがあり、1500円分の優待と言っても500円×3枚で1回の買い物につき1枚ずつしか使えないという場合もありますので、よく確認してください。
会員になる
各家電量販店では、会員になることでポイントを貯めることができたり、会員専用クーポンが入手できるサービスを実施していることが多いです。
入会金や年会費はかからないことも多いので、ひと手間かかりますが登録して損はありません。
下取り値引きサービスを利用する
まだ壊れていない古い家電を買い替えたいのであれば、下取り値引きがおススメです。
自分で処分するとお金がかかるので、買い替えついでに下取りで値引きしてもらえるとありがたいですよね。
ECサイトでも下取りをしてくれるところもあるので、購入する際はチェックしてください。
家電のまとめ買いはどこが安い?
家電を安く購入するコツとしては、まとめ買いをするのも有効です。
単品で購入するならネット通販が安いですが、まとめ買いをするなら値段交渉ができる店頭購入が断然おススメです!
まとめ買いをしてくれる顧客はお店にとってはとてもありがたいので、多少無理を言っても応じてくれる可能性が高まります。
時間があるのであれば、数社回って見積もりを取って値下げ交渉を行いましょう。
購入する金額によっては、定価から十万以上の値引きに成功した、という体験談もありますよ!
「家電 安い時期 2024」を調べている人がよく思う質問
まとめ:安く購入できる時期を見極めて!
家電の購入は時期によって金額に大きな差が出ます。
突然壊れてしまって急に買い替えが必要になると、お得に購入するのは難しいかもしれません。
家電にはおおよその耐久年数があるので、買い替えは計画的に、安くなる時期を見極めて進めるのが良いですね。
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