キセル乗車は後日ばれる?捕まらない?現行犯以外でバレる理由や無人駅の場合について

キセル乗車とは複数の切符や定期券を巧みに利用して、不正に運賃を安くする行為のことですが、ばれなければ問題ないのでしょうか。

後日ばれる可能性もあるのでしょうか。

ばれた場合、捕まってしまうのかも気になりますね。

今回は

・キセル乗車は後日ばれることはあるのか

・キセル乗車がばれて捕まることはあるのか

なぜ現行犯以外でばれてしまうのか

などについて解説します。

目次

キセル乗車は後日ばれる?

キセル乗車が後日ばれることもあります。

50代男性がキセル乗車を続けた結果、8か月分の料金などが請求されたこともあります。

場合によっては高額な料金が請求されるので、くれぐれもキセル乗車をしないように気を付けましょう。

キセル乗車が現行犯以外でバレる理由

キセル乗車が現行犯以外でバレる理由は様々です。

主に防犯カメラの映像自動改札交通系ICカードの情報などからバレるようですよ。

キセル乗車を始めとした不正乗車の検知システムも日々進化しています。

今後キセル乗車がすぐさまバレるようになる未来も近いかも知れませんね。

キセル乗車は実際に捕まらない?

キセル乗車は逮捕に至らないことも多々ありますが、悪質な場合は実際に捕まることもあります。

新幹線でキセル乗車を行った男性2人が逮捕され、懲役1年6ヶ月を求刑されたこともあります。

男性は「ストレス発散でやった」と供述していますが、このような軽い動機でも、不正の内容が悪質であれば逮捕されることもあるので、くれぐれもキセル乗車はしないようにしましょう。

そもそもキセル乗車は犯罪?

キセル乗車は犯罪です。

鉄道会社へ割増賃金を支払い和解する場合もありますが、検挙されて罰せられることもあります。

キセル乗車で問われる罪は何なのか、どのようなケース・事例で逮捕されるのか、それぞれ見ていきましょう。

キセル乗車で問われる罪

キセル乗車で問われる罪は以下の通りです。

鉄道営業法違反

1万円~2万円の罰金または1万円未満の科料が科せられます。

電子計算機使用詐欺罪

10年以下の懲役が科せられます。

軽犯罪法違反

30日未満の勾留または1万円未満の科料となります。

建造物侵入罪

3年以下の懲役または10万円以下の罰金が科されます。

キセル乗車で逮捕されるケース

キセル乗車で逮捕されるケースは様々です。

現行犯で逮捕されるケース

キセル乗車に気づいた駅係員によって身柄が確保(私人逮捕)され、その後警察に身柄が引き渡されるケースです。

後日逮捕状が出されるケース

鉄道会社がキセル乗車を発見し、警察に被害届などが提出され、逮捕状が出されるケースとなっています。

ここからは逮捕はされませんが、捜査が行われたり、罰金の支払いが求められるケースとなります。

在宅で任意捜査されるケース

逮捕状が出されるのは警察の捜査が行われてからですが、捜査の段階で被疑者が逃亡したり、証拠隠滅をしようとしなければ、逮捕はされずに任意捜査となることも多々あります。

鉄道会社と和解するケース

鉄道営業法などに基づき、割増賃金を鉄道会社に支払うことで、逮捕に至らず和解するケースも存在します。

キセル乗車で逮捕された事例

キセル乗車で逮捕された事例は多々あります。

いずれの事例もキセル乗車を繰り返したり、内容が悪質な場合に逮捕されています。

Suicaでキセル乗車がばれる?

鉄道会社は、SuicaなどのICカードや改札機の乗車情報をデータベースに記録しています。

そのためSuicaでキセル乗車がばれることも大いに考えられるでしょう。

不正乗車を検知するシステムも日々進化していて、今後は更にばれやすくなるでしょう。

無人駅でもキセル乗車はバレる?

キセル乗車を摘発するのに、防犯カメラの映像も利用されています。

もちろん無人駅にも防犯カメラが設置されていますし、自動改札の情報も定期的にチェックされていることでしょう。

そのため無人駅でもキセル乗車はバレます。

夜間無人駅でもキセル乗車はバレる?

夜間無人駅でもキセル乗車はバレます。

夜間なので人通りが少ないため、その場ではバレない可能性が高いですが、防犯カメラの映像や自動改札の情報を元にバレるでしょう。

キセル乗車を繰り返し行っていると、最悪の場合逮捕されることもあります。

無賃乗車で後日払う場合は逮捕されない?

鉄道会社は鉄道営業法に基づき、キセル乗車を行った人へ、正規の運賃と割増賃金の合計を3倍にした金額を請求できます。

不正を行った人が支払いに応じた場合は、鉄道会社も警察へ被害届を出さないことが多いです。

そのため「無賃乗車で後日払う(+追加料金)場合は逮捕されない」と言えるでしょう。

「キセル 後日 ばれる」を調べている人がよく思う質問

キセル乗車で捕まる可能性はありますか?

キセル乗車で捕まる可能性はあります。

キセル乗車を繰り返したり、組織的だったり、悪質な場合は捕まる可能性がより高まります。

キセルの罰金はいくらですか?

キセルの罰金として鉄道会社は「正規の運賃と割増賃金の合計」に3を掛けた値を請求できます。

キセルが悪質で罪に問われた場合には、1~2万円もしくは10万円以下の支払いが命じられます。

キセルした場合どうなるのか?

キセルをしてバレた場合には、鉄道会社から罰金が請求されたり、逮捕されて罰金や懲役刑が科されることがあります。

改札を出ないで無賃乗車だとどうなる?

改札を出ていなくても、防犯カメラの映像などが解析されれば無賃乗車はバレるでしょう。

無賃乗車などの犯罪行為をしている際に挙動不審になっていると、その様子が駅係員や警備員、警察官に怪しまれることもあるでしょう。

まとめ:不正乗車になる行為はやめよう!

キセル乗車は後日ばれることはあるのか、キセル乗車で捕まることはあるのかなぜ現行犯以外でばれてしまうのかなどについて解説しました。

鉄道会社は防犯カメラの映像自動改札ICカードの情報を基に不正行為を検知しているため、後日ばれることもあります。

キセル乗車はれっきとした犯罪で捕まることもありますし、捕まれば罰金や懲役刑が科されることもあるので、絶対にやめましょう。

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