学生の場合は、制服などでネクタイを結ぶこともありますよね?
しかし結び方が分からない方や、もっとオシャレに結びたいという方もいるのではないでしょうか?
ネクタイの結び方はたいへん多くあります。
今回は、ネクタイのおしゃれな結び方や基本的な結び方についてご紹介していきます。
女子や高校生におすすめネクタイのおしゃれな結び方
高校生の制服によっては男女関係なくネクタイを結ぶ学校もあるでしょう。
一般的なネクタイの結び方に飽きた方もいるのではないでしょうか?
まずは、高校生におすすめのネクタイのおしゃれな結び方をご紹介していきます。
女子高校生におすすめ「ウィンザーノット」「セミウィンザーノット」
女子高校生におすすめのウィンザーノットは、型崩れしにくくちゃんと見せたいときにおすすめです。
- ネクタイを首にかけ、片方をやや長めにする
- 長めにしたほうを上になるよう交差させる
- 長いほうを首元から上へ通して巻き付ける
- 結び目の下から反対側に長いほうを通し、首元に巻き付ける
- 結び目の上から反対側に長いほうを持ってくる
- 長いほうを首元から上に再度通して輪の中に入れる
- 短いほうを引きながら結び目を首元へ引き寄せ整える
これがウィンザーノットの結び方です。
基本の結び方よりも巻き付ける工程が多いのが特徴です。
しかし崩れにくく、きちんとした印象を与えることができますよ。
ウィンザーノットが難しい、という方には工程がやや少ないセミウィンザーノットに挑戦してみてください。
- ネクタイを首にかけ、片方をやや長めにする
- 交差させて長いほうを短いほうに巻き付ける
- 長いほうを首元に通して下に引く
- 結び目の上から長いほうを反対側にもってくる
- 長いほうをまた首元に通して輪っかに通す
- 短いほうを引き、結び目を首元へ引き寄せ整える
これがセミウィンザーノットの結び方です。
ウィンザーノットよりも工程が少なく、三角の大きさも小さいのが特徴です。
どちらの結び方もオシャレできちんとした印象を与えます。
男子高校生におすすめ「スモールノット」
スモールノットは結び目が小さく、すっきりとした印象を与えます。
男子高校生におすすめの結び方ですが、女子高校生にもおすすめですよ。
- ネクタイを首にかけて前で交差する
- 後ろにくるほうを180度ひねる
- 後ろにしたいほうを前にしたいほうに巻き付ける
- 後ろにするほうを首元から上にだして、前にくるほうの後ろを通るように輪に通す
- 結び目が首元にくるように後ろにくるほうを引き寄せて整える
これがスモールノットの結び方です。
結び目が比較的小さいため、首回りががっしりしている方もスッキリとした印象を与えます。
ネクタイの基本
ネクタイにはさまざまな結び方がありますが、もちろん基本的な結び方も存在します。
基本的な結び方は知っている方も多いのではないでしょうか?
ここからは、基本的な結び方のおさらいをしていきましょう。
また、ネクタイの基本用語もご紹介していきます。
基本的な結び方「プレーンノット」
基本的な結び方はプレーンノットと言われる結び方です。
- ネクタイを首にかけて前にしたいほうを上に交差させる
- 前にしたいほうを後ろにしたいほうに巻き付ける
- 前にするほうを首元から上に出して、輪に通して下に引く
- 結び目が首元にくるように後ろのほうを引き寄せながら整える
これが、プレーンノットの結び方です。
スーツを着た男性などが結んでいるネクタイの結び方がこれで、ネクタイやシャツの種類に関係なく結べます。
ネクタイの基本用語
ネクタイはさまざまな用語が存在します。
基本用語を知っておくことでさまざまな結び方に挑戦しやすくなりますよ。
スモールチップ
ネクタイの細いほう、結んだときに後ろにくるほうのこと。
ブレイド
ネクタイの太いほう、結んだときに前にくるほうのこと
ノット
ネクタイの結び目。結び方の「~ノット」のこと。
ディンプル
ネクタイの結び目の下にできるくぼみのこと。
これらの用語はネクタイの結び方を知る際に知っておくと理解しやすくなるのではないでしょうか?
他にもあるおしゃれなネクタイの結び方
おしゃれなネクタイの結び方は他にもさまざまあります。
普段の結び方に飽きた方は、ぜひ他の結び方に挑戦してみましょう。
ここからは、他のおしゃれな結び方を先で紹介した基本用語を交えてご紹介していきます。
ダブルノット
ダブルノットは、結び目が大きいのが特徴です。
- ネクタイを首にかけ、ブレイドがやや長めになるようにする
- スモールチップにブレイドを2回巻き付ける
- ブレイドを首元から上に出し、輪に通して下に引く
- スモールチップを引きながら結び目が首元にくるよう整えて完成
これがダブルノットの結び方です。
ブレイドを2回巻き付けるため、結び目が大きくふっくらとした印象になります。
そのため、厚手の生地のネクタイでなく、薄い生地におすすめです。
アシンメトリーディンプル
アシンメトリーディンプルは、ディンプルという結び目のくぼみを敢えてずらしたオシャレな結び方です。
- ネクタイを首にかけ、ブレイドを上にして交差する
- ブレイドをスモールチップに巻き付け、ブレイドを首元から上に出し輪に通して下に引く
- スモールチップを引きながら結び目を整える
- ブレイドの片側の縁を少し折り、折り目を持ったまま下に引っ張り締める
- スモールチップを引きながら再度整える
これがアシンメトリーディンプルの結び方で、途中まではプレーンノットの結び方と一緒です。
オシャレさを優先した結び方なため、大事なシーンには適していません。
面接やビジネスシーンでは控えたほうが良いでしょう。
クロスノット
クロスノットは、結び目が通常とは異なるためカジュアルでオシャレな印象を与えます。
- ネクタイを首にかけ、スモールチップを上に交差させる
- スモールチップをブレイドに巻き付け、スモールチップを首元から輪に通す
- スモールチップをブレイドの後ろに押し込んで完了
これがクロスノットの結び方で、結び目が特徴的なのがわかると思います。
こちらもカジュアルな印象の強い結び方なので、大事なシーンには適していません。
しかし、オシャレな結び方を楽しみたい方はぜひ試してみてください。
ネクタイの結び目が大きい結び方は?
ネクタイの結び目が大きい結び方は、紹介したダブルノットです。
ダブルノットは、ブレイドを2回巻き付けるため結び目が大きくなります。
結び目が大きいのが好きな方はぜひ試してみてください。
ただ、結び目が大きい分、ふっくらとした印象を与えます。
厚手のネクタイでやると膨張してしまいますので、薄手のネクタイが適しています。
ネクタイのカジュアルな結び方は?
カジュアルな結び方は、紹介したアシンメトリーディンプルとクロスノットが当てはまります。
どちらも結び方に遊び心を取り入れているため、とてもカジュアルでオシャレです。
しかし、カジュアルゆえにきちんとした印象は与えることができません。
面接や式典、ビジネスシーンなどには適さないため、大事なシーンでは違う結び方にするようにしましょう。
また、学校によってはカジュアルすぎて注意される可能性もあるため気をつけてくださいね。
女性も簡単にできるネクタイの結び方
女性も簡単にできるネクタイの結び方は、どの結び方も比較的簡単にできます。
しかし、基本的なプレーンノットやダブルノットなどは他に比べて簡単です。
特にダブルノットは簡単ながら、結び目が大きくなるため首元の細い女性におすすめです。
首元が細い方であれば、ネクタイがふっくらとしていると可愛い印象を与えることができますよ。
基本のプレーンノットは確実にできるようにしておき、たまにダブルノットなどで遊んでみると良いかもしれませんね。
また、ウィンザーノットも結び目が大きくなるため、小顔効果が期待できるかもしれませんよ。
ネクタイ結び方「リボン」パターン
ネクタイを使用すればリボンのような結び方もできます。
通常の蝶々結びのようにリボンを作るだけなのでとても簡単です。
通常のネクタイの結び方は、スタイリッシュでどこか男性的なイメージが強いかもしれません。
しかし、リボンにすることで女性らしく可愛らしい印象にすることができます。
ただ、ネクタイをリボンにするのは学校によっては禁止されている可能性もあるため注意しなくてはなりません。
ネクタイのゆるめ方は?
ネクタイは、ドラマやアニメなどで片手で外す姿を見たことがある方もいるのではないでしょうか?
しかし、この緩め方は正式な方法ではなく、ネクタイを傷めてしまう可能性があるためやめたほうが良いでしょう。
ネクタイは、両手でもちスモールノットを引いて緩めます。
そのまま外す場合は、スモールノットを引き抜いて結び目をほどいて完了です。
この方法であればネクタイを傷めることもなく、緩めたり外したりすることができますよ。
ネクタイのお手入れ方法
ネクタイはお手入れをしないと傷んでしまう可能性があります。
シワがひどい場合はアイロンをかけるようにしましょう。
アイロンをあてる場合は、テカリや傷み防止のためにハンカチなどの布を当ててかけてください。
汚れや汗ジミができた場合は、布で軽く叩いて風通しが良いところで乾かしておきます。
あまりに汚れがひどい場合は水洗いをすることもできますが、できるだけ手洗いで優しく洗うように心がけてください。
洗う場合は、洗濯表示を確認して適性な洗濯方法を選ぶようにしましょう。
普段はネクタイはハンガーなどにかけて保管するようにしてください。
「ネクタイ 結び方 おしゃれ 女子」を調べている人がよく思う質問
まとめ:基本の結び方以外も挑戦してみよう!
今回は、ネクタイの結び方についてご紹介してきました。
ネクタイの結び方は基本的なプレーンノット以外にも多くあります。
自分のやってみたい結び方を色々と挑戦してみてください。
ただ、中にはカジュアルすぎる印象を与える結び方もあるため、大事なシーンでは結ばないように注意しましょう。
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