ロボロックとエコバックスを比較!|ロボット掃除機でコスパ最強なのはどれ?

ロボット掃除機と言えば「ルンバ」を思い浮かべる人が多いと思いますが、今は様々なロボット掃除機が登場しています。

中でも人気なのは「Roborock(ロボロック)」と「ECOVACS(エコバックス)」。

2024年3月には、ロボロックがルンバを抜いて、ロボット掃除機の世界シェア1位になりました。

そんなロボット掃除機の次世代機、それぞれ機能面やコスパで比較するとどちらが魅力的なのでしょうか。

この記事では、ロボロックとエコバックスを様々な面から比較していきます!

目次

ロボロックとエコバックスを比較!5つのポイントを解説

吸引力

掃除機の性能を表す指標は、ゴミを浮かせる吸引力。

吸引力(真空度Pa)の数値が高いほど、ゴミを浮き上がらせる力が強いということを示しています。

2024年8月現在、吸引力が最も強いのはエコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNI」

吸引力は業界No.1の12,800Paと、一般的な家庭用ロボット掃除機の性能を大きく圧倒しています。

一方、ロボロックの中で最も吸引力が強いのは、2024年8月23日に発売される最上位機種の「S8 MaxV Ultra 5way」10,000Paです。

ちなみに、ルンバの吸引力についてはPaで表されていないので比較が難しいのですが、最も吸引力が強いのはルンバs9+で、AeroVac搭載のルンバ600シリーズと比べて最大40倍とのことです。

大きさ

ロボット掃除機の本体サイズは重要です。

あまり大きすぎると、ソファーや家具の下を掃除できなくなるからです。

エコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNI」本体の高さは9.5cm、幅は31.3cmで、2024年6月時点では業界最薄を誇っています。

障害物回避

障害物回避力とは、床に落ちている物を認識して避けて通る能力のことです。

これが高い機種は、家具への衝突を避けることができたり、コードに引っかかることなく掃除ができて、ストレスフリーに掃除を任せることができます。

ロボロックもエコバックスも上位機種には障害物回避機能が備わっています。

物体の距離や形状を判断し、顔認証技術の原理を活用した3Dストラクチャードライトとカメラ、物体の特徴を捉えるRGBカメラ、2つのカメラを搭載。

ヤマダウェブコム Roborock S8 MaxV Ultra 5way販売ページ

DEEBOT X5 OMNIは、TrueDetect 3D 3.0を導入し、構造化照明テクノロジーと高度な3Dイメージングアルゴリズムを利用して、リアルタイムで障害物を正確にスキャンして回避します。

DEEBOT X5 OMNIは、Reinforcement Learning 2.0を活用したリアルタイムのナビゲーションと障害物回避により、変化する環境に迅速に適応します。

ECOVACS DEEBOT X5 OMNIホワイト

価格が安いものになると、回避能力が落ちるものもあるので、購入時に確認すると良いでしょう。

ゴミステーション

上位機種には掃除終了後に集めたゴミを自動で回収してくれるゴミステーション機能が備わっています。

ゴミステーションがない機種の場合は、毎回、もしくは2日に1度程度ゴミを捨てる作業が必要になりますが、この機能があると大体2か月に1度程度のゴミ捨てで済むようになります。

ロボロックの「S8 MaxV Ultra 5way」エコバックスの「DEEBOT X2 OMNI」 約60日分のゴミを自動収集することができます。

スマホ・アプリ連携

ロボロック、エコバックス共にスマホやApple Watchにインストールした専用アプリから操作することが可能です。

ロボロックの「S8 MaxV Ultra 5way」はペットの見守りや双方向通話ができたり、ペットの写真を撮って送ってくれる便利機能もついています。

更に、ロボロックの「S8 MaxV Ultra 5way」は音声操作機能「Hello Rocky」搭載、エコバックスの「DEEBOT X2 OMNI」はAmazon Alexaとシームレスに統合と、どちらもハンズフリー操作が可能です。

ロボロックとエコバックスで水拭き機能がついているのは?

ロボロック、エコバックス共に、ほぼ全ての商品に水拭き機能がついています

最上位機種の特徴は全自動ドックが付いていて、面倒なモップの洗浄から乾燥まで自動で行ってくれるので、メンテナンスの手間も大幅に省かれています。

エコバックスの「DEEBOT X5 OMNI」では150日間メンテナンスフリーのモップ洗浄トレイを搭載しています。

ロボロックとエコバックスの価格の違いは?

現在ロボット掃除機の性能はとても良くなってきており、ある程度の機種であれば一般家庭には十分な掃除性能が備わっています。

そうなると気になるのは価格の違いですよね。

ロボロックとエコバックスの現行の最新機種の価格を比べてみました。

Roborock S8 MaxV Ultra 5way ¥197,780(税込み) ヤマダウェブコム 
※早期予約キャンペーン価格(8/15まで)

エコバックス DDX39-11EE DEEBOT X5 PRO OMNI  ¥209,800(税込み) ヤマダウェブコム

最上位機種の値段は大体¥200,000前後のようで、両メーカーあまり変わりはないようです。

一方で、2024年8月現在ヤマダウェブコムで購入できる最も安い機種はそれぞれ以下でした。

ロボロック Q7M52-04 ¥38,280(税込み)ヤマダウェブコム
エコバックス DLX3422EE DEEBOT Y1 PRO ¥44,800(税込み)ヤマダウェブコム

ヤマダ電機 楽天市場店
¥44,275 (2024/09/17 21:52時点 | 楽天市場調べ)

安いモデルであれば¥50,000を切るくらいの商品もあるようです。

ロボロックとエコバックスでそれぞれおすすめな人の特徴は?

ロボロックもエコバックも良い製品で、価格にもそこまで差はありませんので、結局どちらを選んだら良いのか悩みますよね。

そこで、それぞれのこだわりたいポイントによっておススメしたい機種をまとめます。

吸引力にこだわりたいなら「エコバックス」

掃除機の基本である「掃除をする能力」を重視するのであれば、吸引力を重視してください。

カーペットやラグを多く敷いている家や、ペットがいて抜け毛が多いご家庭などもある程度の吸引力が必要です。

ではどのくらいの吸引力があれば良いのかというと、Paが3000以上で、ダストピックアップ率95%以上のロボット掃除機は優れた吸引力があると言えるでしょう。

現在、最も吸引力があるのはエコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNI」12,800Paですが、ロボロックの「S8 MaxV Ultra 5way」10,000Paと十分な吸引力を持っています

広い空間を掃除するなら「エコバックス」

広い空間でも隅々まで掃除ができる能力として、「最長駆動時間」を目安に考えてみます。

最長駆動時間を誇るのはエコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNI」「DEEBOT X2 OMNI」「DEEBOT T20 OMNI」「DEEBOT T10 OMNI」「DEEMOT T10 Plusなどで、最長260分駆動できる大型バッテリーを搭載してます。

徹底的に綺麗にしたいなら「エコバックス」

壁際すれすれまで水拭きをしてくれるのはエコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNI」で、TruEdgeアダプティブエッジモップにより、壁際最小1mmまで近づいて隅々まで清掃してくれます。

水拭きの仕上がりを重視するなら「ロボロック」

ロボロックの「S8 MaxV Ultra 5way」は、最大毎分4,000回転する高速振動モップが頑固な汚れも除去してくれます。

カーペットを検知すると自動的にモップが20mmリフトアップして、カーペットを濡らさずに吸引掃除のみを行う機能が搭載されていることも魅力です。

一方で、エコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNIは汚れた部分を識別して複数回拭き上げをする機能が備わっています。

ロボット掃除機でおすすめの安い機種はどれ?

もっとお手頃価格のロボット掃除機はないのかな?

低価格帯の商品になると全自動ドックは付属しないので、集めたゴミの処分やモップの手入れなどを自分で行う必要があります。

この点を許容できるのであれば、低価格帯モデルでも十分満足できる可能性があります。

2024年8月現在、ロボロックの公式サイトで最も安価な機種は「S5 Max」です。

吸引力は2,000Paと高価格機種に比べるとやや劣りますが、日常の掃除には十分な威力でしょう。

その他、水拭き機能搭載はもちろんのこと、センサーによる障害物回避、アプリからの遠隔操作、AmazonアレクサとGoogleアシスタントに対応などの機能も充実していながら、価格は4万円を下回ります

2024年8月現在、エコバックスの公式サイトで最も安価な機種はDEEBOT Y1 PLUSです。

最上位機種の「DEEBOT X5 PRO OMNI」に比べて価格は1/4程度でありながら、吸引力は5,000Pa、AIによるマッピング機能や260分の長時間稼働、ハンズフリー操作など、必要な機能は全て揃っています。

ロボット掃除機でコスパ最強なのはどれ?

ロボロックとエコバックス以外でも高コスパな機種が知りたいな

そんな人にはANKERのEufy RoboVac G30 Hybridがおススメです。

低価格ながら吸引と水拭きの2-in-1仕様で、スマート・ダイナミック・ナビゲーション 2.0により部屋の隅々まで掃除を行います。

ANKERはモバイルバッテリーなどでも有名で、電気用品安全法(PSEマーク)を取得する確かな技術力に定評があるメーカーなので安心です。

また、国内メーカーではPanasonicからも「MC-RSC10-W RULOmini(ルーロミニ)という機種が 4万円以下で販売されています。

ワンズマート楽天市場店
¥38,551 (2024/08/14 22:26時点 | 楽天市場調べ)

Panasonicも国内有名家電メーカーで信頼性は抜群ですが、残念ながらロボット掃除機事業からは撤退するとのことで現在は生産終了、在庫品のみの販売になっています。

家電は粗悪品は火事や事故に繋がる恐れもあるので、実績が十分あって信頼できるメーカーから選びましょう。

「ロボロック エコバックス 比較」を調べている人がよく思う質問

一番賢いロボット掃除機はどれですか?

ロボロックの「S8 MaxV Ultra 5way」、エコバックスの「DEEBOT X5 PRO OMNI」が現在の最上位機種です。

ロボット掃除機のシェア1位は?

2023年第1–3四半期における世界のロボット掃除機の販売台数1位はRoborockです。

ロボロックの寿命はどれくらいですか?

バッテリーの寿命は約3年ですが、バッテリーを交換することで引き続き使用できます。

エコバックスはどこの国の会社ですか?

1998年に中国で創業したロボットメーカーです。

エコバックスはどこの国のメーカー?については、こちらの記事で紹介しています!

まとめ

ロボット掃除機の分野は今とても勢いがあり、どんどん新製品が開発されている分野です。

各社魅力的な製品が次々と発売されているので、よく調べて納得のいくお買い物をしてくださいね。

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