チケット流通センターは、チケットを売りたい人と買いたい人を仲介してくれるサイトです。
SNS上などでのチケット取引とは異なり、会社による仲介が入るので、トラブルの心配もほとんどありません。
そんなチケット流通センターですが、転売目的でのチケット出品はバレる可能性が高いようです。
なぜバレてしまうのでしょうか。
今回は
・チケット流通センターでの転売がバレる理由
・転売がバレた際は、どんなリスクが生じるのか
・チケット流通センターを利用する際の注意点
などについて解説します。
チケット流通センターでの転売がバレる?
特にチケットの定価以上の値段で出品していると、不正な転売と思われることが多いようです。
ちなみに、チケット流通センターでチケットの取引を行うこと自体は合法なのでご安心ください。
チケット流通センターでの転売がバレる理由は?
チケットを定価以上の値段で出品していると転売がバレるとお伝えしましたが、その他にも転売がバレる理由がいくつかあります。
全部で3つ紹介しますが、そのうちの2つは定価以上の値段での出品が原因と言えます。
同日日程に複数当選してしまい、やむを得ず出品する場合には定価で出品しましょう。
他の利用者に通報されたから
定価を超えたチケットの出品は他の利用者に悪質な転売が疑われ、通報されることがあります。
2019年6月に施行された「チケット不正転売禁止法」に基づき、チケット流通センター側も厳格な対処を行います。
その結果として、転売がバレてしまうようですね。
ファンに通報されたから
チケットに落選したファンが、チケット流通センターでチケットを購入しようとする場合もあります。
その際に、定価を超えた高額なチケットが販売されていたら、ファンが悪質な転売を疑い通報を行うでしょう。
ファンはSNS上や現実世界でコミュニティを形成していることも多いです。
そのコミュニティ内で転売の情報が拡散され、大量の通報が行われることも考えられます。
入場できなったから
転売者の個人情報が登録されている転売チケットを購入しても、購入者の個人情報には切り替わりません。
ですが、ライブなどでは入場時に身分証を用いて本人確認が行われます。
チケットに登録されている個人情報と、入場者の個人情報が一致しなければ入場はできません。
これらのことから「入場ができなかった=転売がバレた」と言えることが多いです。
チケット流通センターは合法?
チケット不正転売禁止法で禁止されているのは、チケットを定価以上で販売する行為となっています。
チケット流通センターで、定価のチケットの売買を行うのは問題ないでしょう。
チケット流通センターを利用するときの注意点
チケット流通センター自体は合法です。
行きたいイベントやライブのチケットが取れなかったときは、チケット流通センターを利用するのも良いかもしれません。
ですが、チケット流通センターを利用するときには注意点があります。
これらを理解した上でチケット流通センターを利用しましょう。
定価以上で販売すると転売?
特に、チケットを定価以上で販売するのを何回も行うと、不正な転売とみなされるようです。
不正な転売とみなされると、その出品が強制的に取り下げられることもあるのでご注意ください。
名前バレる?
チケット流通センターで名前がバレることは無いようです。
チケット流通センターでは匿名でのチケットの取引が可能となっています。
ただしチケットの買い手が「公演が中止になったので売り手と連絡を取りたい」などと申し出た際は、情報が開示されるようなので、ご注意ください。
チケット流通センターでの転売がバレると捕まる?
チケットを販売価格より高い値段で販売する行為、つまり転売はチケット不正転売禁止法で禁止されています。
転売を繰り返していて莫大な利益を得ている場合は、罰金刑だけでなく懲役刑も科されるので、不正な転売はやめておきましょう。
チケット流通センターでの転売がバレた時のリスクは?
チケット流通センターでの転売がバレると、最悪の場合逮捕される可能性がありますが、その他にも様々なリスクが存在します。
これから紹介するリスクのうち2つは転売者のリスクではなく、転売チケットを購入した人のリスクとなります。
くれぐれも転売のチケットは買わないように気を付けましょう。
ユーザーアカウントの停止
チケット流通センター上での転売がバレると、ユーザーアカウントが停止される恐れがあります。
特に不正な転売を繰り返している場合には、アカウントの停止がなされるようです。
転売の内容が悪質な場合には、チケット流通センターが永久に利用できなくなるので、くれぐれもご注意ください。
入場できない
日本で開催されているライブ・イベントの多くは、入場時に身分証を用いた本人確認が行われています。
チケットに記載されている情報と、提示された身分証の情報が異なると入場ができません。
転売チケットには転売者の情報が記載されているので、入場時の本人確認に引っかかり、入場ができないこととなります。
イベント中に退出させられる
イベントの開催中に、会場内で本人確認が行われることもあります。
この本人確認時にチケット情報と身分証の情報が一致しなければ、イベント中でも退出させられることもあります。
転売のチケットは購入せず、ライブ公式チケットリセールなどの正規の方法でチケットを入手するようにしましょう。
チケット流通センターに通報しても意味ないって本当?
「チケット流通センターに通報しても意味がない」とは限りません。
通報されたユーザーの行為が悪質であれば、アカウント停止などの措置が取られているようです。
ただし、チケット流通センターに通報した際に運営からの返信が来ないこともあるようです。
そのため「チケット流通センターに通報しても意味ない」と言われているのかも知れませんね。
まとめ
チケット流通センターでの転売がバレる理由、転売がバレた際にどんなリスクが生じるのか、チケット流通センターを利用する際の注意点などを解説しました。
今回の記事の要点は以下の通りです。
チケット流通センターでの転売がバレる理由
・チケットを定価を超えた金額で販売(=転売)していると、利用者やファンに通報されるから
・入場時の本人確認で入場が出来なくなるから
・イベント中の本人確認で退出させられるから
転売がバレた際に生じるリスク
転売者のリスク
・チケット流通センターのアカウントの停止 ※場合によっては永久に利用できなくなる
・逮捕され罰金などが科される、悪質な場合には禁固刑も科される
転売チケット購入者のリスク
・入場時の本人確認により入場が出来なくなる
・イベント中の本人確認により退出させられる
チケット流通センターを利用する際の注意点
・チケットを定価以上で販売しないようにする
・購入者から開示請求がなされると、購入者に名前が知られる可能性がある
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