ヨギボー(Yogibo)は快適さと柔軟性を特徴とするビーズクッションブランドとして世界的に人気を集めています。
日本でも店舗が増えて、街で見かける機会が増えている中、気になっている人も多いのではないでしょうか。
ヨギボーは2万円前後から高価な物だと6万円を超えるものまでと、比較的高価格なため購入には慎重にならざるを得ません。
今回は、ヨギボーが気になっているあなたに向けて、ヨギボーの失敗例やおススメポイントを調査してみました。
購入前にこちらをよく読んで、満足のいくお買い物にしてくださいね。
ヨギボーで失敗した理由は?
まず気になるのはヨギボーで失敗したという体験談ですよね。
どういった不満の声があるのか調べてみました。
値段が高い
前述の通りヨギボーは比較的高価な商品です。
ニトリや無印からも似たようなビーズクッションが、ヨギボーの半額程度で販売されています。
また、購入時の値段が高いのももちろんですが、長期間使うとランニングコストがかかることも見落としてはいけません。
使用していくうちにビーズの詰め替えやカバーの交換が必要になるので、追加のコストがかかってきます。
へたるのが早い
ヨギボーは使い心地が良い反面、長期間使用するうちに中のビーズが潰れてしまい、弾力性が失われるという声が多く聞かれます。
基本的には1年程度はへたらずに使えると言われていますが、使用状況によっては半年程でへたりを感じる場合もあるようです。
特に、お子さんがいるご家庭はへたりが早いので要注意!
ヨギボーに勢い良く飛び込むのであっという間にビーズが潰れてしまいます。
その他にも、同じ座面ばかり座っている、長時間ヨギボーの上で過ごす、といった使い方もビーズの劣化を早めます。
ビーズが潰れると、元々の快適さが失われ、座り心地やサポート力が低下するので、満足度が下がってしまいます。
サイズ選びが難しい
ヨギボーのクッションは比較的大型のものが多く、日本の住宅事情では意外に場所を取ってしまいます。
一番人気はYogibo Maxですが、サイズが約170cm × 65cmと成人男性一人分が寝転んでいるくらいの大きさなので、狭い部屋やマンションでは、計画的に購入しないと設置や保管場所に困るかもしれません。
店頭は広いのでそこまで大きく感じないかもしれませんが、実際に自宅に置くとかなりの存在感があるものです。
オンラインで購入する人はもっと注意が必要で、画面上で見ていたよりも大きいと感じるユーザーもおり、部屋に合わなかったり持ち運びが難しいという問題も発生しています。
暑い
ヨギボーの魅力は包み込んでくれるようなフィット感ですが、逆に夏場は体への接地面が増えて非常に暑く感じます。
エアコンで室温を調整しないと、高温多湿の日本の夏では熱がこもって蒸れてしまうでしょう。
年々夏が伸びているような実感もある中で、暑さが原因でヨギボーが使えないなんてことになるのは勿体ないですよね。
立ち上がれない
座るとずっしり沈みこむヨギボーなので、立つ際には低い位置から立ち上がることになります。
これが筋力が弱い高齢者や、お腹の大きな妊婦さんにはかなりの重労働になることがあり、なかなか立ち上がれないということがあります。
すぐ横に掴まるものでもあれば楽に立てるので、設置場所に工夫が必要になりそうです。
また、高齢者や妊婦でなくても、ヨギボーに座るとあまりにも快適でなかなか立ち上がれない、という声も多いです。
この快適性こそヨギボーの真骨頂ではありますが、結果的にヨギボーの上でダラダラ過ごす時間が増えてしまうのも考え物ですね。
色選びが難しい
ヨギボーは全体的にポップなカラー展開が多くなっています。
サイズも大きいので、選ぶ色によっては部屋の中で存在感がかなり出てしまいます。
モノトーン系やナチュラル系のインテリアに馴染む色は限られてくるでしょう。
カバーにほこりがつく
クッションなので床に置くことが多くなると思いますが、そうなると埃や髪の毛がくっついてしまうことは避けられません。
特にヨギボーのカバーの素材は汚れを吸着しやすいようで、汚れが気になるという声が多くみられます。
インテリアに馴染みやすいホワイトを選んだ場合は、余計に汚れが気になるのでこまめにカバーを洗濯することになるでしょう。
送料が高い
ヨギボーは商品自体のサイズが大きいので、送料も高めです。
公式サイトではクッションの送料は最低でも2,500円(税込 2,750円)から、特大サイズのヨギボーダブルだと7,000円(税込 7,700円)です。
50,000円(税込55,000円)以上購入すれば全国送料無料になりますが、50,000円はなかなかハードルが高いですよね。
新品の匂いが気になる
ヨギボーの新品はビーズの発泡スチロール独特の臭いがキツイという声が多いようです。
大体2週間くらいすれば落ち着くようですが、気になる人は購入後すぐに使わずに、カバーを一度洗濯してクッション本体も陰干しするとかなり軽減されるようです。
ビーズの補充が難しい
ビーズのへたりに対処するためには、新しいビーズを追加する必要がありますが、その作業は結構面倒です。
やったことがある人ならわかると思うのですが、静電気でビーズがあちこちにくっついてすんなり入らないし、万が一床にこぼしてしまうと掃除が大変なことになります。
これだけ苦労してビーズを補充しても、完全に元の状態に戻らないと感じるユーザーもいるようです。
捨てにくい
大きなヨギボーは捨てるのも大変です。
お住まいの地区によりますが、粗大ごみとして有料で処分する必要があるところもあります。
ビーズを取り出して一般の燃えるゴミとして処分することもできますが、前にもお伝えした通りビーズの取り扱いは結構大変です。
袋に移し替える際に失敗して、部屋にビーズが散乱してしまった、という声もありました。
ヨギボーがおすすめのポイントは?
カバーが洗える
ヨギボーはカバーを外して洗濯するだけで、汚れを落とすことができ、メンテナンスも楽です。
ソファなどでを丸ごと綺麗にするのはなかなか難しいので、ヨギボーの方が清潔を保ちやすいかもしれません。
移動できる
ヨギボーはクッションとしては大きめですが、それでも通常のソファや椅子に比べて軽量でコンパクトです。
大きなサイズでも簡単に持ち運びできるため、部屋のレイアウトを気軽に変えたり、使わないときには部屋の隅に置いてスペースを有効活用したりできます。
形が変わるため用途が広いので、狭いアパートや部屋でも多機能な家具として活躍します。
姿勢にフィットする
ヨギボーのクッションの一番の魅力は体にフィットする柔軟性でしょう。
座ったり横になったりする際に、ビーズが自然に体を包み込み、体圧を分散してくれるので、長時間でも疲れにくく快適に過ごせます。
また、姿勢に合わせて形状が変わるので、ソファ、ベッド、リクライナー、座椅子などさまざまな用途で使用することもできます。
パステルなど人気色が豊富
ヨギボーは、インテリアとしても魅力的なデザインとカラーバリエーションが豊富です。
好みに応じてカバーを選ぶこともできるので、お好みのスタイルを見つけることができます。
ヨギボーは体に悪いって口コミはなぜ?
ヨギボーは身体に負担をかけにくい設計で、特に腰や背中へのサポートがしっかりしています。
そのため、一般的にヨギボーが体に悪いということはありません。
しかし、使用状況によっては体に痛みを感じたり、不具合が発生するする場合もあります。
以下に、ヨギボーが体に悪影響を及ぼす可能性があるケースを挙げるので、使用時には注意してください。
1. 長時間の不良姿勢による影響
ヨギボーは柔軟で体にフィットするため、快適な姿勢でリラックスできる一方で、体が深く沈み込むため、長時間の使用で不適切な姿勢になることがあります。
場合によっては、腰痛や猫背になるといったリスクが生じることもあり得ます。
2. 体が沈みすぎることによるサポート不足
ヨギボーは体を包み込むようにフィットしますが、沈み込みが大きい場合、必要なサポートが十分でないことがあります。
特に、背骨や関節の正しいサポートがないと、長時間座っている間に疲労が蓄積されることがあります。
3. ビーズの経年劣化による影響
ヨギボーのビーズは使っているうちにへたってしまうことがあり、長期間使用していると、体をサポートする力が低下します。
ビーズが潰れてしまうと、元々の快適さが失われ、身体の一部に余分な負担がかかることがあります。
4. 特定の健康問題に対する影響
既に腰痛や背中の問題を抱えている人には、柔らかすぎるクッションは逆効果になることがあります。
特に、腰や背中に慢性的な痛みがある人には、ヨギボーのような柔らかい素材がかえって悪化させる可能性があります。
5. アレルギーの可能性
ヨギボーの素材自体は安全ですが、カバーやビーズに使用されている素材にアレルギーを持つ人もいるかもしれません。
特に敏感肌の方や化学物質に敏感な方は、事前に素材を確認することが重要です。
ヨギボーよりおすすめのビーズクッションはある?
ヨギボーのように、体にフィットするビーズクッションを販売しているショップはいくつかあります。
中でも人気があるのが次の3つです。
ご自分の希望に合う商品があるか、それぞれの商品を比較検討してみてください。
ビーズクッションの検討は、以下の項目について比較するとわかりやすいですよ。
- 1. デザインとサイズ展開
- 2. 使用感とフィット感
- 3. ビーズの感触と素材の違い
- 4. 価格
- 5. 耐久性とメンテナンス
- 6. 用途と使用シーン
ヨギボーと無印のビーズクッションを比較
ヨギボーと無印良品のビーズクッションについて比較してみます。
ヨギボーは体全体を包み込む柔らかさと多用途性が魅力で、ソファやベッド代わりに使える大型クッションが揃っています。
体にフィットしやすい一方で、ビーズの耐久性はあまり高くなく、定期的なメンテナンスが必要です。
価格は高めですが、多機能性を重視する人にはおすすめです。
一方、無印良品のビーズクッションは、シンプルで安定感があり、リビングや小さな部屋にぴったりのサイズ感です。
形状は固定されているため用途は限定的ですが、程よいフィット感と耐久性があり、長く使えます。
価格も手頃で、ミニマルなデザインやコスパを重視する人に向いています。
それぞれの特徴を活かし、使用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回はヨギボーのクッションの失敗例やおススメポイントについてまとめてみました。
デメリットもいくつかありますが、それでもヨギボーの快適性は圧倒的です。
ご自身のライフスタイルにマッチするのかどうかをよく検討して、購入してみてくださいね。
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