星の形でピンクや青色の可愛いお花を咲かせるハナニラ。
そして、育てやすいお花なのでお庭で育てている方も沢山いますよね。
しかし、庭に植えると増えすぎて困ったと思っている方が多いようです。
そこで今回は、ハナニラが増えすぎてしまうのはなぜなのか?紹介します。
ハナニラが増えすぎるのはなぜ?
ハナニラが増えすぎる原因はいくつかあります。
まず、ハナニラは一度植えておくと球根が分かれてどんどん増えていくためです。
また、花が咲き終わった後に種ができてこぼれ種でも増えていきます。
特に球根が分球することが、ハナニラが増えすぎる最大の原因です。
ハナニラが増えすぎたときの対処法
ハナニラが増えた時の対処法を紹介します。
- ハナニラを根っこ・困窮から除去する
- ハナニラに熱湯をかける
- 防草シートを利用する
- 除草剤を利用する
それぞれ、詳しく説明していきます。
ハナニラを根っこ・球根から駆除する
ハナニラが増えすぎた場合、根っこや球根から駆除する方法を以下に示します:
掘り起こして取り除く: ハナニラの根っこや球根を掘り起こし、余分なものを取り除きます。新しい場所に植え替えるか、処分することができます。
切り取る: 根っこや球根を切り取ることで、増殖を防ぐことができます。ただし、植物の健康を損なわないように注意してください。
間引き: 根っこや球根を間引くことで、密集を解消し、ハナニラの成長をコントロールできます。
これらの方法を試して、ハナニラの増えすぎを防ぎましょう!
ハナニラに熱湯をかける
次に、ハナニラに熱湯をかける方法です。
植物は熱湯に弱いため、ハナニラを駆除したい場合には熱湯をかけるといいでしょう。
ただし、他の植物が近くにある場合は避けた方が良いので注意してください。
防草シートを利用する
ハナニラが増えすぎて困る場合、防草シートを利用する方法もあります。
防草シートは雑草の増殖を防ぐために敷くことができ、ハナニラの増殖を抑えるのに効果的です。
以下のタイプの防草シートがおすすめです。
- とことん草なしシート
- とことん防草シートライト
- 砂利下専用草なしシート
除草剤を利用する
最後に、除草剤を利用する方法です。
除草剤を使用することでハナニラを駆除できます。
しかし、他の植物にも影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
ハナニラを駆除するときの注意点
ハナニラの注意点は、コチラです。
ハナニラの球根は土の中に埋まっているため、スコップなどを使って土を掘り返し、球根を引き抜きます。
ただし、他の植物の根を傷つけないように注意してください。
ハナニラは植えてはいけない?
ハナニラを庭に植えても、問題はありません。
ただ、上記でも説明したようにほっておくとかなり増えてしまいます。
なので、対処法を活用しながら上手に育てていきましょう。
ハナニラには毒成分がある?
ハナニラには毒の成分があるのでしょうか?
- ハナニラの毒成分
- ハナニラの毒性は犬や猫に要注意
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ハナニラの毒成分
ハナニラは、毒を持つ植物です。
葉にはニラやネギのような匂いがあり、そのため「ハナニラ」と呼ばれています。
しかし、そのままの状態では匂いはそこまで強くありません。
葉に傷をつけると、強い匂いがします。
一方で、花からは甘い香りがする食用のハナニラも存在します。
食べられるハナニラは、小さな花がたくさん咲くのに対して、食べられないハナニラは1つだけ花が咲きます。
ハナニラの別名「ベツレヘムの星」は、花びらが6枚あり、その形が星のように見えることから付けられました。
ハナニラの毒性は犬や猫に要注意
ハナニラの毒性には、注意が必要です。
間違って食べてしまうと激しい下痢を引き起こすことがあります。
ハナニラは有毒なので、ペットを飼っているご家庭は十分に気をつけましょう。
ハナニラの育て方
ハナニラの育て方を紹介していきます。
- 正しい育て方
- 育てるときの注意点
詳しく説明していきます。
正しい育て方
以下にハナニラの育て方を詳しく説明します。
日当たりと置き場:
- 水はけのよい場所で、戸外の日なたから半日陰で育てます。
- 土質を選ばず、乾燥にも強いため、鉢やプランターだけでなく、ちょっとした道路わきの空き地やロックガーデンにも適しています。
水やり:
- 乾燥に強く、庭に植えた場合は雨水だけで十分です。
- 鉢に植えつけた場合も、雨水だけで育つことが多いですが、長期間雨が降らず土が乾燥してきたときは、たっぷりと水を与えましょう。
- 7月から9月は休眠期なので、水やりは不要です。
肥料:
- 鉢植え、庭植えともに、緩効性化成肥料(N-P-K=6-40-6)を元肥として施します。
- 追肥は不要です。
用土(鉢植え):
- 土質をあまり選ばないので、市販の草花用培養土で植えつけます。
- 自分で混合する場合も、ほかの植物と共用できるような培養土を使いましょう。
植えつけと植え替え:
- 適期は9月から11月です。
- 1回植えつけたら、数年植えっぱなしでよくふえ、年々株立ちになって豪華になります。
- 鉢植えでは、株が鉢いっぱいに育って、水が浸透しにくくなったとき、あるいは分球してふやしたいときに、秋に球根を掘り上げて植え替えます。
ふやし方:
- 分球: 9月から11月に分球でふやせます。植え替え時に掘り上げ、球根を分割して植え直します。
- タネまき: 適期は5月から6月です。実ったタネをすぐにまくと、秋に発芽します。
育てるときの注意点
育てるときの注意点は、特にありません。
ハナニラは、基本的に植えっぱなしで大丈夫です。
球根を植え付ければその後の管理は不要と言ってもいいくらいですよ。
ハナニラの花が終わったらどうする?
ハナニラの花が終わったら、以下の対処法を試してみてください。
花を摘む: 花がしおれてきたら、摘み取りましょう。これにより、エネルギーが花に向かわず、球根に蓄えられます。
葉を育てる: 花が終わった後も、葉は成長し続けます。葉は光合成を行い、栄養を球根に送ります。葉を切らずに育てましょう。
球根を掘り上げる: ハナニラは球根が分かれて増えるため、球根を掘り上げて分球することで、増殖をコントロールできます。
これらの方法を試して、ハナニラを健康に育ててくださいね!
ハナニラの球根掘り上げ方法
ハナニラの球根を掘り上げる際の方法を以下にまとめてみました。
花が終わったら茎を切る
- 花が終わりかけたら、茎ごと切り取ります。
- 必ず葉を残しておきましょう。葉は球根に栄養を送る役割を果たしています。
お礼肥を与え続ける
- 花後から葉が黄色くなるまで、液体肥料を与え続けます。
- お礼肥をすることで、次の花付きが良くなります。
葉が約3分の1~半分黄色くなったら掘り上げる
- 葉が元気がなくなり、約3分の1~半分黄色くなったら、晴れた日に球根を掘り上げます。
ハナニラは丈夫な花で、増えすぎた場合は球根を掘り上げて分球することでコントロールできます。
「ハナニラ 増えすぎ」を調べている人がよく思う質問
まとめ:増えすぎた場合は正しい対処法で抑制を!
いかがでしたか?
今回は、ハナニラが増えすぎるのはなぜなのかについて紹介しました。
庭に植えたハナニラが増えすぎたときには、いくつかの対処法を試してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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