空気清浄機は使わない方がいい?人生変わる?やめたときのメリット・デメリットを紹介

室内の空気をキレイにするために、空気清浄機を使用している方も多いのではないでしょうか?

今は、加湿器付きのものや、除湿機能付きのものもあり、1年通して手放せないものとなりつつあります。

しかし、そんな空気清浄機は“使わないほうがいい”という声もあります。

なぜ、使わないほうがいいのでしょうか?

今回は、空気清浄機は使わないほうがいいのか、その理由、使わない場合のメリットデメリットをご紹介していきます。

目次

空気清浄機は使わない方がいいと言われるのはなぜ?

空気清浄機は部屋の空気をキレイにしてくれて、ホコリや花粉をとってくれるため多くの方が利用しています。

しかし、そんな空気清浄機は“使わないほうがいい”という声もあるようです。

まずは、空気清浄機が使わないほうがいいと言われる理由についてご紹介していきます。

理由①効果が実感しづらい

1つ目の理由は効果が実感しづらいというものです。

元々アレルギー体質の方であれば、空気清浄機がないと体調を崩してしまうこともあるため、効果が分かるかもしれません。

しかし、アレルギー体質でない方からすれば、あまり効果は実感できないのではないでしょうか?

空気は目に見えず、花粉やハウスダストなどの有害物質も目に見えるものではありません。

ホコリなどの目に見えるものであれば分かりますが、部屋中のホコリが吸収できるわけではありません。

そのため、実際に空気がキレイになっているのか分かりにくいという点があります。

空気清浄機を使っていても“使っていないときと何が違うのか分からない…”と感じてしまいます。

もちろん空気はキレイなほうが良いですが、効果が実感できないと“使わなくてもいいか”となってしまうでしょう。

理由②有害物質の除去は限定的

2つ目の理由は、有害物質の除去は限定的であることが挙げられます。

空気清浄機は、ホコリやハウスダスト、花粉やPM2.5に対応しています。

自宅でタバコを吸う場合は、タバコの匂いや有害物質も吸収してほしいと思うのではないでしょうか?

しかし、タバコの有害物質はほとんど除去できません。

タバコによる健康被害は吸っている本人だけの問題ではありません。

非喫煙者の人にも副流煙として健康被害がおよぶ可能性があるため、空気をキレイにしたいと思うのは当然です。

しかし、空気をキレイにしてくれる空気清浄機であっても、タバコの有害物質までは除去できません。

それであれば使わなくてもいい”と考える人がいても不思議ではありませんね。

理由③メンテナンスが大変

3つ目の理由は、メンテナンスが大変なことが挙げられます。

空気清浄機は空気をキレイにしてくれますが、常にキレイな空気に変換するにはメンテナンスは欠かせません。

室内のホコリや花粉などが空気清浄機にくっつくため、掃除をしないと詰まりを起こして最適な効果を期待できないのです。

いくら空気清浄機を利用していても、ホコリなどが詰まっていれば意味はありませんね。

中でも加湿器付きのタイプだとカビが発生する恐れもあるため、特に気をつけなければなりません。

良かれと思って使っている空気清浄機が病気の原因になることもあります。

そのため、メンテナンスが面倒になり“使わないほうがいい”という声が挙がったものと考えられます。

メンテナンスのことを考えたら、掃除が楽なものを選ぶと良いかもしれません。

理由④設置個所が限られる

4つ目の理由は、設置個所が限られてしまうことが挙げられます。

基本、空気清浄機を稼働させるには電気が必要です。

そのため、コンセントの近くでしか利用ができず、本当に置きたい場所に置くことができないこともあります。

延長コードなどで伸ばしても良いですが、コードが邪魔になってしまうこともあるかもしれません。

また、空気清浄機はサイズが大きいものも多く、特に利用可能範囲が広いタイプはかなり大きく場所を取ります。

アレルギー体質で絶対に必要であれば仕方はありませんが、そうでない場合はだんだんと邪魔に感じてしまうでしょう。

そういったことから、空気清浄機を使わなくてもいいかとなってしまうことも十分考えられます。

デッドスペースが増えてしまう可能性もあるため、空気清浄機のデザインなどにも注目して選ぶと良いかもしれません。

理由⑤価格が高い

5つ目の理由は、価格が高いことが挙げられます。

空気清浄機は、小さなものから大きなものまでありますが、比較的1万円以上するものが多いです。

特に、対応範囲が広い場合や機能が多い場合は、4~5万円することも少なくなく、良いものだと数十万することもあります。

家族がアレルギー体質などであれば仕方ありませんが、そうでない場合はそこまでの金額を払っても必要かは疑問が残ります。

さらにメンテナンスのことや置き場所のことを考えるとなおさら“必要ない”と思う人がいても不思議ではありません。

一箇所だけでなく寝室や子ども部屋など、いくつかの場所に必要となる場合は10万円を超える可能性もあります。

空気清浄機を購入する場合は、なるべく安い時期を意識して購入すると良いでしょう。

空気清浄機をやめたときのメリット・デメリット

空気清浄機は、さまざまな理由から“使わないほうがいい”とも言われています。

では、使用をやめた場合に何かデメリットなどはあるのでしょうか?

ここからは、空気清浄機の使用をやめたときのメリットデメリットをご紹介していきます。

やめたときのメリット①メンテナンスに手間がかからない

使用をやめたときのメリットは、メンテナンスに手間がかからないのが一番です。

空気清浄機は空気をキレイにしてくれますが、その代わり空気清浄機自体はかなり汚れていきます。

ホコリや花粉をキャッチしてくれるフィルターや機械そのものなどは定期的に掃除をしなければなりません。

そのため、面倒に感じる人もいるでしょう。

しかし、使用をやめれば面倒なメンテナンスからは解放されます。

うっかり忘れて効果半減してしまうより、使わない選択を取る方もいると思われます。

ただし、使用することで得られるメリットはもちろん得ることはできませんので、どちらが良いかしっかりと判断する必要があるでしょう。

やめたときのメリット②ランニングコストが発生しない

使用をやめたときのメリットは、ランニングコストが発生しないことにもあります。

空気清浄機を使用する場合、電気を必要とするため電気代がもちろんかかります。

また、フィルターなどは劣化していくこともあり買い替えが必要になったり、掃除で使用する電気代や水道代も必要です。

しかし、使用をやめることでランニングコストが発生しません。

近年は電気代の高騰などが顕著であり、悩んでいる方も少なくないでしょう。

使用するメリットが感じられない場合は、思い切って使用をやめることで節約につながります。

やめたときのデメリット①ハウスダストやホコリが除去しきれない

使用をやめたときのデメリットは、ハウスダストなどが除去しきれないことがあります。

空気清浄機を使用する最大のメリットは、ハウスダストやホコリを除去してくれる点です。

使用をやめてしまうと空気中のハウスダストやホコリはそのままになってしまいます。

今現在アレルギー体質でない方からすれば、それでも良いと思うかもしれません。

しかし、アレルギーはいきなり発症することもあるため、できれば除去して清潔な空気にしておいたほうが安心です。

空気清浄機の使用をやめることでハウスダストなどを除去できず、結果的にアレルギーを発症する恐れもあるため注意しなければなりません。

やめたときのデメリット②空気が綺麗にならない

使用をやめたときのデメリットは、空気がキレイにならないことにもあります。

先で紹介した“ハウスダストやホコリを除去できない”にも似ていますが、空気をキレイにすることで健康的に暮らすことができます。

キレイな空気は窓を開ければいい、と思っている方もいるかもしれません。

しかし、外の空気は目に見えないだけでかなり汚れています。

車の排気ガスや花粉、細菌などが空気中には漂っているのです。

特に花粉症の症状がある方は、症状が出ている間は窓を開けることはできず空気がこもってしまいがちです。

また、外から持ち込んだ汚れが部屋に充満する可能性もあります。

これらを解消するためには、空気をキレイにすることが大切で空気清浄機が必要です。

やめたときのデメリット③部屋のニオイが気になる

使用をやめたときのデメリットは、部屋の匂いが気になり始める可能性があります。

空気清浄機は、ハウスダストなどの除去だけでなく、匂いの消臭にも役立ちます。

匂いは生活していることで発生し、避けることはできません。

食事の匂いやタバコの匂い、ペットの匂いなど暮らしていく上で匂いはどうしても発生してしまうのです。

空気清浄機を使用することで、それらの匂いを消臭することができるため匂いが気になりません。

使用をやめてしまうことで、それらの匂いを消すことができなくなります。

特に生活臭は自分では気づけないこともあり、空気清浄機がないことで人が遊びに来た際に「臭い」と思われてしまうかもしれません。

部屋を空気からキレイにしていきたいと思う場合、使用をやめてしまうのは少し考えたほうが良いかもしれません。

空気清浄機で人生が変わる?空気清浄機がおすすめな人とは?

空気清浄機は、使用をやめることでメリットはありますが、その分デメリットもしっかりあります。

どちらが良いかは自分自身や家族の体質や、部屋の状況などから考えることが大切です。

ここからは、空気清浄機がおすすめな人をご紹介していきます。

アレルギー持ちの人

空気清浄機がおすすめな人は、アレルギー持ちの人です。

アレルギーを持っている方はアレルギー症状が表れると、体調を崩しやすいです。

症状が出てしまう原因はさまざまあり、ダニや花粉、ホコリなどのハウスダストが原因になることもあります。

空気清浄機を使用することで、ハウスダストを除去することができ、快適に生活することができるでしょう。

ただ、メンテナンスは定期的にこまめに行わなければなりません。

しっかりとメンテナンスを行うことで空気清浄機の効果を最大限得ることができます。

ハウスダストが気になる人

空気清浄機がおすすめな人は、ハウスダストが気になる人です。

アレルギーを持っていなくても、ハウスダストが気になる方は少なくありません。

特に、小さな子どもがいる家庭や産まれたばかりの赤ちゃんのいる家庭では、ハウスダストを気にして空気清浄機を使用する方も多くいます。

そんな方は、空気清浄機を使用するのがおすすめです。

空気清浄機を使用すれば、ハウスダストを除去できて快適に生活することができます。

ただし、メンテナンスはこまめに行わなければなりません。

メンテナンスをしっかりとすることで、空気清浄機の効果を最大限得ることができます。

部屋のニオイが気になる人

空気清浄機がおすすめな人は、部屋の匂いが気になる人です。

自宅の部屋の匂いは自分では気づけないことも多いです。

人の家にお邪魔したときに、その家の匂いが気になったことはありませんか?

いつもと違う匂いであれば人は敏感に反応しますが、いつも嗅いでいる匂いにはどうしても鈍感になります。

自分では分からないからこそ、空気清浄機を使用するのが良いでしょう。

特に、ペットを飼っている家庭の場合、ペットの匂いがすることもあります。

空気清浄機で匂いもキレイにして快適に過ごすことができます。

ウイルス感染などに不安がある人

空気清浄機がおすすめな人は、ウイルス感染などに不安がある人です。

近年、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザウイルスの蔓延により、体調を崩す方が多いです。

そんなウイルスは空気清浄機によって除去できるものもあります。

ウイルスを除去することで体調を崩しにくくなり、健康的に過ごすことができます。

ウイルス感染が不安な場合は、高性能な空気清浄機を選ぶのがおすすめです。

ただし、全てのウイルスが除去できるわけではないため、しっかりと機能を確認してくださいね。

「空気清浄機 使わない方がいい」を調べている人がよく思う質問

空気清浄機の欠点は何ですか?

空気清浄機の欠点は、メンテナンスが必要なこと全てのハウスダストやウイルスを除去できるわけではない点です。

空気清浄機を選ぶ際には、メンテナンスのしやすさやどんなハウスダストやウイルスに対応しているかをしっかり確認しなければなりません。

空気清浄機はあった方がいいですか?

アレルギーのある方やハウスダストやウイルスが気になる方はあったほうが良いでしょう。

メンテナンスのめんどくささはあるものの、やはり空気清浄機があったほうが快適に過ごすことができます。

空気清浄機は何年で買い替える必要がありますか?

空気清浄機は10年ほどで買い替えが必要です。

ただし、使用状況などによってそれよりも前に買い替えが必要になることもあります。

空気清浄機でホコリはなくなりますか?

空気清浄機で空気中に含まれるホコリを除去することが可能です。

ただし、部屋の隅などにある大きめなホコリやくっついたホコリは完全には除去できません。

空気清浄機があったとしても、こまめな掃除は必要です。

まとめ:

今回は、空気清浄機についてご紹介してきました。

空気清浄機は“使わないほうがいい”と言われることもありますが、決して使ってはいけないわけではありません。

特に、アレルギー持ちの方や小さな子どもがいる家庭、ペットのいる家庭では使用するほうがメリットは大きいです。

空気清浄機は、定期的なメンテナンスが必要になるため面倒に感じるかもしれませんが、使用したほうが快適に健康的に生活できますよ。

近年ではさまざまな空気清浄機があるため、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。

加湿器で白い粉が出ないおすすめの機種についても気になる方は、こちらの記事もご覧ください!

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