休職中に遊びに行くのはあり?【旅行・飲みに行く】遊んでばかりの人の心理を調査

身体の病気や精神の病気により、仕事を休まざるを得ないこともありますよね。

そんなときは休職してゆっくりと休んで回復することが大切です。

しかし、どんな理由であっても休職中に外出したり遊びに行ったりすることが“いけないこと”と捉えてしまう方もいます。

また、遊びに行っているのが会社の人にバレて白い目で見られてしまった経験がある方もいるかもしれません。

では、休職中に遊びに行くのはいけないことなのでしょうか?

今回は、休職中に遊びに行くのはアリなのか、遊びに行くときの注意点などをご紹介していきます。

目次

休職中に遊びに行くのはあり?

結論から言うと、休職中に遊びに行っても問題ありません。

休職中は会社を休んでいるため、理由がしっかりとあるとしても遊びに行くことに後ろめたさを感じる方もいます。

また、会社の人の負担を考えると家でじっとしてなければ」と思うこともあるでしょう。

しかし、休職中に遊びに行ったからといって罰せられることはありませんので安心してください。

特にうつ病や適応障害などの場合は、遊びに行ったり旅行に行ったりすることで精神的に楽になることも考えられます。

その結果、回復が早まる可能性もあるため「休職中の遊びが悪い」とは言い切れないのです。

ただ、SNSなどに楽しそうに遊んでばかりいる投稿をしたり、会社への連絡を怠ったりすると会社側から注意を受ける可能性もあります。

休まなければならない理由があるため、休むことは仕方ありません。

しかし、会社で働く人のことを考えると頻度には注意したほうが良いかもしれませんね。

私傷病休職とは?

傷病休職には大きく分けて2種類あり、公傷病休職私傷病休職があります。

公傷病休職は就業や会社の業務に起因する病気や怪我などによる休職です。

対して、私傷病休職は就業や会社の業務に起因“しない”病気や怪我による休職です。

例えば、プライベートでの事故が原因の怪我や、食生活が原因による病気などが私傷病休職に当てはまります。

私傷病休職の場合、会社に責任がないため無給となることが多いです。

ただし、就業規則などに「有給とする」などが明記されている場合は、有給を消化して給与が支払われます。

業務ができるようになった時点で復帰するようになり、そこは公傷病休職と変わりありません。

休職中は外出禁止ではないの?

休職中は「外出してはいけない」と思っている方も多いでしょう。

しかし、休職中は外出禁止ではなく、休職している側も会社側も絶対に間違えてはいけません。

ただ、外出と一言でいっても「スーパーに行く」や「飲みに行く」、「旅行に行く」などさまざまですね。

休職中の外出はどこまでOKなのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

飲みに行くのはOK?

休職中に飲みに行くのはOKです。

ただし、無条件でOKとは言えませんので、注意しなければなりません。

例えば、アルコールが原因による怪我や病気での休職中の場合や、アルコール摂取を医師から止められているなどの場合は会社から注意される可能性もあります。

休職中に飲みに行ったとしても罰せられることはありません。

しかし、自分自身で会社に戻りづらい状況にしてしまう可能性があるため、休職理由によっては注意しましょう。

また、あまりに飲みの頻度が高く、それを公にしてしまうと良い印象は持たれませんね

飲みに行くことでストレスや気持ちの発散にもなり回復が早まることもありますが、公にしたり自分の負担になったりすることがないようにしましょう。

旅行に行くのはOK?

休職中に旅行に行くのはOKです。

ただし、旅行に行く場合も無条件でOKとは言えません。

例えば、旅行の頻度が高く行くたびにSNSなどに投稿するや、逆に心身の負担になるなどの場合は「休職中になにをやっているんだ」と思われかねません。

もちろんそれにより罰せられる可能性は低いです。

しかし、休職中は怪我や病気により業務ができないため、回復に専念することを会社側から求められています。

旅行に行くことで回復が遅れるのであれば休職中に行うべきではありません。

また、旅行の頻度が高く怪我や病気を疑われてしまう状況を作り出すと、復職しづらくなり自分自身が苦しむことになります。

旅行に行くことは決してダメというわけではありませんが、公にしたり心身の負担にならないようにしましょう。

うつ病・適応障害で休職中に遊んでばかりは許される?

うつ病や適応障害で遊んでばかりでも罰せられることはありません。

特に、うつ病や適応障害の場合は遊ぶことで回復を早めることもあるのです。

また、精神的な病気を抱えているときは、心身健康な人のように一般的な生活を営むことは難しい場合もあります。

そのため、遊んでばかりいるように見えても本人にとっては治療になっていることも考えられるでしょう。

ただ、先でも紹介したようにあまり公にしたり心身の負担になるようなことはいけません。

休職中は回復に専念しなければならず、遊びで回復が遅れるようであれば本末転倒です。

さらに公にすることで会社に戻りづらい雰囲気を自分自身で作り出してしまいます。

休職中に遊んでばかりでも構いませんが、回復して復職できるように努めましょう。

休職中の旅行がバレるきっかけは?

休職中の旅行がバレたことで復職しづらくなる方もいるでしょう。

旅行がバレるきっかけは、SNSなどへの投稿人伝いにバレることが多いです。

近年、SNSは生活になくてはならないものとなり、よく投稿をしている方も多いと思います。

しかし、休職中に旅行のことを投稿すると、うっかり同僚や会社の人にバレてしまいます。

旅行に行くことで罰せられることはありませんが、復職しづらく感じてしまうのではないでしょうか。

また、旅行に行く相手が仲が良い同僚などの場合、その同僚からうっかり周りにバレてしまう可能性があるため注意しなければなりません。

もしもその同僚が「元気そうだったよー」なんて言おうものなら、周りの人に誤解されてしまいますよね。

ただ、これらのことに気をつけていればバレてしまうことはそうないため、安心してください。

休職しなければよかったと思うのはなぜ?については、こちらをご覧ください!

休職中に遊びに行く場所のおすすめは?

休職中は自分の心身が疲れにくく、回復に繋がるような場所がおすすめです。

休職してすぐはなかなか遊びに行く気は起きないかもしれませんが、だんだんと回復してきたら少し近所や公園などを歩いてみましょう。

また、自分が心から楽しめる場所や癒される場所もおすすめです。

例えば、少し遠出した旅行や近くの水族館や動物園などが良いでしょう。

非現実が体験できる場所もおすすめで、今住んでいる場所とは正反対の場所に出かけてみるのも良いですね。

ただし、どのお出かけも決して無理をしてはいけません。

自分の負担にならず、回復できそうな場所に行くようにしましょう。

休職中に遊びに行くときの注意点

休職中に遊びに行っても罰せられることは原則ありません。

しかし、休職中は回復することを求められており、休職後は復職をします。

そのため、これから紹介する注意点に気をつけて遊びに行くことが大切です。

心身に負担にならないようにする

休職中の遊びは、心身の負担にならないようにしなければなりません。

休職中は病気や怪我で働くことができないため、回復に専念することが求められています。

遊びに行くことで回復が早まることもありますが、それが心身の負担になってしまうと回復が遅れてしまいますね。

休職中は自分自身としっかりと向き合う期間でもあります。

しっかりと自分の声に耳を傾け、無理のない範囲で遊びに行くようにしましょう。

遊びに行くことを公にしない

休職中は、遊びに行くことを公にしないほうが良いでしょう。

たとえ遊びに行ったとしても罰せられることはありません。

また、遊びに行くことが回復に繋がることもあり、会社側もそれを理解してくれている場合もあります。

しかし、会社にはいろいろな人がいるため、皆が皆遊びに行くことを“よし”としてくれるかは分かりません。

もちろん遊びに行くことは悪いことではありませんが、復職のことを考えると余計な角は立てないほうが良いでしょう。

自分自身がさらに苦しむことになりかねないため、SNSなどに投稿したり同僚に話したりするのは止めておいたほうが無難です。

かかりつけ医に相談する

休職中に遊びに行く場合、かかりつけ医に相談することも大切です。

休職しているということは、なんらかの怪我や病気があるということです。

あなたの体や心を最も理解しているのは、担当してくれている医師だと思います。

その担当医が遊びに行くことを“よし”とするのであれば大いに遊んでいただいて構いません。

しかし、怪我や病気の程度によっては“ストップ”がかかる可能性もあります。

それを無視して回復が遅れてしまうと担当医にも迷惑がかかってしまいますね。

特に旅行などの少し遠出を必要とする場合は必ず医師に相談するようにしましょう。

会社への連絡を怠らない

休職中に遊びに行く場合、会社への連絡を怠らないようにしましょう。

休職している間も定期的な会社への連絡を求められることがあります。

逆に会社から連絡があり、現状を聞かれることもあるでしょう。

その連絡を怠ると会社側はあなたの現状を把握できず、心配してしまいます。

また、もしも遊びに行っていることがバレた場合、会社への連絡を怠っていると不信感を持たれてしまうかもしれません。

会社側に原因がある場合、連絡するのはツライと感じるかもしれませんが、これからの“あなたのため”にも連絡は怠らないようにしたほうが賢明です。

休職中に会社に行く場合の服装は?

休職中であっても書類の受け取りや産業医などとの面談などで会社に行く機会もあるかもしれません。

そんなときは私服でも大丈夫です。

ただし、半ズボンやタンクトップなどのカジュアル過ぎる格好は避けなければなりません。

あくまでも“職場”なので、オフィスカジュアルとまではいかなくとも、キッチリめのカジュアルスタイルが望ましいです。

男性の場合は「ポロシャツ(襟付きシャツ)+パンツ+スニーカーで良いと思います。

女性の場合は、男性と同様のスタイルか「キレイめなワンピースなどが良いでしょう。

スーツと迷う場面ではありますが、仕事をしに行くわけではないため、そこまできっちりとした服装にしなくても大丈夫です。

もしも上司などに相談ができそうであれば、相談してみると良いかもしれません。

まとめ

今回は、休職中に遊びに行くことにスポットを当ててご紹介してきました。

休職中は会社を休んでいるため、遊びに行くことに“抵抗がある”や“悪いこと”と認識している方も少なくありません。

しかし、休職中であっても遊びに行くことは悪いことではなく、むしろ遊びに行くことで回復を早めることもあります。

遊びに行ったからと言って、会社から罰せられることもありません。

ただし、あまりに頻度が高くそれをSNSなどに投稿してしまったり、遊びに行くことで回復が遅れるようなことがあってはいけません。

また、怪我や病気の状態によっては医師から止められる可能性もあるため、必ず相談してみましょう。

休職中は回復に専念することが求められているため、遊びに行くことで回復が早まり復職できるのであれば全く問題はありませんよ。

「休職中 遊びに行く」を調べている人がよく思う質問

休職中に出かけてもいいですか?

出かけても大丈夫です。

怪我や病気の状態によっては軽い散歩などの運動を兼ねて出かけることを勧められることもあります。

ただし、自身の負担とならない範囲に留めておくようにしましょう。

休職中に友達に会うとどうなる?

特にどうもなりません。

ただ、その友達が会社の同僚だった場合、うっかり会社で話してしまう可能性があります。

休職中に遊んだからと言って罰せられることはないにしろ、あまり公にならないように注意してください。

休職期間にやってはいけないことは?

休職中にやってはいけないことは「仕事のことを考える」や「転職する」、「過度な飲酒や喫煙」が挙げられます。

基本的には回復を遅らせるようなことはしてはいけません。

ただし、遊びに行ったり旅行に行ったりすることで回復が早まることもあるため、自分の状態をよく考えて判断しましょう。

休職中にパチンコはしてもいいですか?

問題ありません。

パチンコにより、ストレス発散や楽しめるようであれば大丈夫です。

ただし、パチンコにより回復が遅くなったり、生活が厳しくなったりする場合は止めておいたほうが良いでしょう。

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