にんにくの風味が美味しく、ご飯のおともにおススメの「にんにく醤油漬け」。
万能調味料なので、醤油をつぎ足しながら使っている方もいらっしゃいますよね。
しかし、やり方を間違えるとカビが生えてしまうそうなんです。
そこで今回は、にんにく醤油の失敗原因などを紹介します。
にんにく醤油漬けはボツリヌス菌の危険がある?
にんにく醤油漬けは長期保存が可能ですが、腐る可能性はあります。
特に、常温保存では「ボツリヌス菌」による食中毒のリスクが高まります。
冷蔵保存がおススメです。
また、にんにく醤油が腐ってしまった場合、ボツリヌス菌に注意が必要になってきます。
この菌は熱に強く、食中毒を引き起こす可能性があるんです。
安全においしく食べきりましょう!
にんにく醤油漬けのその他の危険性はある?
にんにく醤油漬けには、その他にも注意点があります。
以下に詳細を説明します。
- ①:酸化
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にんにく醤油漬けは酸化しやすい食品です。
にんにくの成分が空気と反応して変色することがあります。
鮮度を保つために、密閉容器で保存し、空気に触れないようにしましょう。
- ②:塩分
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醤油には塩分が含まれています。
にんにく醤油漬けを食べ過ぎると、塩分摂取量が増える可能性があります。
塩分制限が必要な方は注意が必要ですね。
- ③:アレルギー
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にんにくや醤油にアレルギーがある場合、注意が必要です。
アレルギー反応を引き起こす可能性がありますので、食べる前に確認してください。
にんにく醤油漬けがこうなったら注意!
にんにく醤油漬けに、以下のようなことがおこったら注意してください。
- 白いカビのようなものが生えている
- 異臭・保存容器が膨張している
- 腐るとどうなる?
それぞれ、説明していきます。
白いカビのようなものが生えている
にんにく醤油漬けに白いカビのようなものが生えている場合、注意が必要です。
白いカビは一般的には食品の表面に発生するもので、食品の品質を損なうことがあります。
以下の対処法を試してみてください。
- ①:表面を取り除く
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白いカビが生えている部分を包丁やスプーンで取り除きます。
残りのにんにく醤油漬けは問題なく食べられることがあります。
- ②:食べる前に確認をする
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カビが生えているにんにく醤油漬けを食べる前に、よく確認してください。
異常な臭いや変色がある場合は、食べないようにしましょう。
- ③:冷蔵保存をする
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にんにく醤油漬けは冷蔵庫で保存することをおすすめします。
冷暗所で保存することで、カビの発生を抑えることができます。
異臭・保存容器が膨張している
にんにく醬油漬けから異臭や保存容器が膨張している場合、注意が必要です。
それは、ボツリヌス菌の増殖のサインだからです。
ボツリヌス菌は、食中毒の原因となるのですぐに破棄してください。
腐るとどうなる?
にんにく醤油漬けは、基本的には腐りにくいですが、腐ってしまうと注意が必要です。
醤油自体に殺菌効果があるため、にんにく醬油漬けが腐ることはほとんどないようです。
ただ腐ると、ボツリヌス菌が発生します。
ボツリヌス菌は、嘔吐・腹痛・下痢などの消化器官症状を発症します。
安全に美味しく、食べましょう。
にんにく醤油漬けの最適な保存方法は?
腐らないために、にんにく醤油漬けの最適な保存方法はどのようなものなのでしょうか?
- にんにく醤油漬けはどんな容器で保存する?
- 保存する場所は?
- 保存するときの注意点は?
それぞれ、見ていきましょう。
にんにく醤油漬けはどんな容器で保存する?
にんにく醤油漬けを作る際の容器は、以下のポイントに注意して選ぶと良いですよ。
- ①:大きめの容器を選ぶ
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にんにく醤油漬けは発酵することがあり、特に常温で保存する場合はガスが発生して醤油があふれることがあります。
大きめの容器を使うと安心です。
- ②:密封性の高い容器
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にんにく醤油漬けを入れる容器は、密封性の高いものがおすすめです。
におい移りを防ぐため、ビン容器が適しています。
ゴムパッキンが付いているものが良いと思います。
保存する場所は?
にんにく醬油漬けを保存する場所は、冷蔵庫が最適です。
また、にんにくは発芽しやすいため、冷蔵庫で保存することで発芽を防ぎます。
保存期間は、約1年程になります。
保存するときの注意点は?
保存するときの注意点は、いくつかあります。
- 保存容器はキレイに洗って、消毒をしましょう。
- にんにく醬油漬けを取り出すときは、清潔な橋やスプーンを使いましょう。
- にんにくの表面が出ないように醤油を足すことで、参加や腐敗を防げます。
注意点をしっかり守り、保存してくださいね。
にんにく醤油漬けは10年前でも食べられる?
結論から言うと、10年前のにんにく醤油漬けを食べることが出来ます。
にんにく醬油漬けは、長期保存が可能と言われています。
それは、継ぎ足しをしながら保存をしていくと良いようです。
なので、にんにくが無くなってきたらにんにくを足し、醤油が減ってきたら醤油をつぎ足ししてこまめに継ぎ足しをすることで腐敗しにくくなってきます。
そうやって行うことで、10年前の物でも食べれますよ。
にんにく醤油漬けを失敗しないレシピは?
シンプルで美味しい、にんにく醬油漬けを作る方法を紹介します。
- にんにく(好みの量)
- 醤油(かぶるくらい)
- にんにくを1~2粒ずつにばらして、包丁で根元を少し切落します。
- にんにくの皮をむきます。
- 保存容器を熱湯消毒します。
- にんにくを保存容器に詰めて、かぶるくらいの量の醤油を注ぎます。醤油の量は、にんにく大5個で250mlくらいです。醤油を調味料として使いたい場合は、少し多めの醤油で漬けても良いです。
- 蓋をして密閉して、冷暗所(冷蔵庫の野菜室や冷蔵室)に置きましょう。常温保存すると発酵しやすいので、冷蔵庫に入れておくのが安心です。
- 冷蔵庫に入れて最初の3日間は、1日に1回ゆすったり、清潔な箸で混ぜましょう。3日以降は、たまにゆする程度で良いです。
- つけてから3日目くらいから食べられます。食べごろは1カ月後で、1ヶ月置くと浮いていたにんにくがほとんど沈んで、味が良く馴染んだ状態になります。
にんにく醤油漬けは、おつまみとしてそのまま食べても良いですし、細かく刻んで料理に使うのもおすすめです。
また、香りが移った醤油は、肉料理や和風パスタなどの味付けに幅広く活用できます。
いくらでもアレンジが効きますので、楽しんでくださいね!
「にんにく 醤油漬け ボツリヌス菌」を調べている人がよく思う質問
まとめ
いかがでしたか?
今回は、にんにく醤油漬けは危険なのかについて紹介しました。
正しいレシピで、正しく保存しておけば危険なことはなく長期保存できることが分かりましたね。
是非、作ってみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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