新しくテレビを買う際は、中古テレビを買うのも選択肢の一つです。
新品のテレビよりも安価なので、中古テレビの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。
そんな中古テレビですが、巷では「買ってはいけない」と言われているようです。
どうして買ってはいけないのでしょうか。
壊れやすかったりするのであれば、買わない方が良いかもしれませんね。
今回の記事では
・中古テレビは買ってはいけないのか
・中古テレビを買う際の注意点
・中古テレビの相場、どこで買うのがいいのか
などについて解説します。
中古テレビを買ってはいけない?
中古テレビでも問題なく動作する製品は数多くあります。
それでは、なぜ巷で「中古テレビを買ってはいけない」と言われているのでしょうか。
中古テレビを買ってはいけないと言われる理由は?
「中古テレビを買ってはいけない」と言われているのは、フリマアプリで正常に動作しない中古テレビが出品されている場合があるからです。
こちらの男性はフリマアプリにて「不具合が無い」とされていた中古テレビを買いましたが、届いたテレビに不具合が多発して、不便な思いをされているようです。
こういった事象が度々起きていることから「中古テレビを買ってはいけない」と言われていると考えられます。
中古テレビは危険なの?
リサイクルショップなど現物が確認できる店なら、その場で動作確認ができます。
中古テレビは実店舗で動作確認をしてから購入しましょう。
テレビは中古で十分?
テレビが中古で十分かどうかは、人それぞれです。
以下の条件に当てはまる人は、中古テレビでも十分かもしれません。
・テレビで地上デジタル放送しか観ない人
・テレビをインターネットに接続してYouTubeなどを観ることが無い人
・単身赴任などで一時的にテレビが必要な人
・最新製品でなくてもいいから安価にテレビを買いたい人
ただし、中古テレビを買う際にはいくつか注意点もあります。
この後に紹介する注意点を踏まえて購入するようにしてください。
買ってはいけない中古テレビの特徴は?
買ってはいけない中古テレビの特徴は、ずばり以下の2点です。
製造から10年以上経っている
テレビの寿命は約10年と言われています。
中古で買ったときは映っていても、突然映らなくなることも考えられます。
テレビの裏には製造年が記載されているので、購入する際は事前に確認しておきましょう。
ぶつけた、落としたような傷がある
テレビは精密に作られた製品なので、大きな衝撃が加わると故障のリスクが高まります。
製造から10年経っているテレビと同様に、買ったときは正常に映っていても、突然映らなくなる可能性があるので注意しましょう。
中古テレビを購入する時の注意点
買ってはいけないテレビの特徴を紹介しましたが、その他にも中古テレビを購入する際の注意点が存在します。
いずれも確認を怠ると、後々不便な思いをしてしまうので注意しましょう。
分からない点があった際は、店舗スタッフに確認をしてもらいましょう。
保証がついているか確認する
保証がついていれば、故障した際に無償で修理・交換を行ってもらえることもあります。
保証がついているか確認し、保証書もあるようであれば一緒に受け取るようにしましょう。
年式を確認する
年式も確認しましょう。
テレビの寿命は約10年と言われているので、製造から10年以上経っていないか確認してください。
年式はテレビの裏に記載されています。
付属品が揃っているか確認する
リモコンなどの付属品が揃っているかも確認しましょう。
最悪リモコンが無くても別途購入すれば問題ありませんが、一度に全部買い揃える方が楽です。
付属品が揃っているかと同時に、それらの付属品が正常に動作するかも確認しましょう。
現物を確認する
必ず現物を確認しましょう。
先述の通り、フリマアプリで「正常に動作する」と謳いながら、実際には不良品が出品されていたケースが存在します。
年式を偽って出品するケースなども考えられます。
必ず店頭へ赴き、年式、傷の有無、動作の確認を行いましょう。
スペックを確認する
スペックの確認も大切です。
具体的な確認項目は「部屋の大きさに合うか」「解像度はどれくらいか」「インターネットに接続できるか」です。
解像度については、テレビ放送を見るだけであればフルハイビジョンで問題ありませんが、ネットの動画をテレビで見る際には、それ以上の解像度(4K、8K)があってもいいかもしれません。
インターネットの動画をテレビで観たい人は「インターネットに接続できるか」も必ず確認しましょう。
メーカーを確認する
メーカーも確認しましょう。
無名なメーカーの場合、大手のメーカーに比べて寿命が短い・故障しやすい可能性があります。
東芝、パナソニック、ソニーなどの大手メーカーの中古テレビがおすすめです。
HDMI端子やB-CASカードを確認する
HDMI端子やB-CASカードがついているか、正常かどうかも確認しましょう。
HDMI端子はレコーダーとテレビを接続するのに必要で、これが無いと番組録画ができないこともあります。
端子が付いていても正常に動作しないことも考えられるので、購入前に動作確認をしておきましょう。
B-CASカードはテレビを観る際に必要なカードです。
これが無いとテレビが観れないので、付属しているか必ず確認しましょう。
B-CASカードは経年劣化により正常に動作しないことがあるので、こちらも事前に動作確認をしておきましょう。
中古テレビ はどこで買うといいの?
中古テレビを買う際は、現物が確認できるリサイクルショップで買うのがおすすめです。
具体的にはハードオフ、トレジャーファクトリー、セカンドストリートなどが挙げられます。
店舗の品揃えが充実していれば、自分の予算・理想に合った中古テレビが見つかるでしょう。
テレビの状態を自分の目で確認できないフリマアプリなどは、あまりおすすめできません。
中古テレビの相場
セカンドストリートの公式サイトにて中古テレビの価格を調べたところ、最高値が約12万円で、最安値が約4,000円となっていました。
ハードオフグループの公式総合中古通販サイト「オフモール」では、最高値が約17万円で最安値が約4,000円となっていました。
そのため、中古テレビの相場は約4,000円~約17万円の間と言えるでしょう。
中古テレビと新品テレビどっちがいい?
中古テレビと新品テレビどちらがいいかは、テレビの使い方、テレビの使用頻度などによって異なります。
中古テレビがおすすめの人
・テレビをそこまで頻繁に観ない
・スマホ・パソコンでの動画視聴が多い
・テレビを少しでも安く買いたい
新品テレビがおすすめの人
・頻繁にテレビを観る
・テレビをネットにつないで動画を観ることが多い
・中古テレビを買ってすぐ壊れないか心配である
・他人が使っていた物を使うのに抵抗がある
安くて良い中古テレビを購入するポイントは?
安くて良い中古テレビを購入するポイントは、実際に現物の性能を確認することです。
特に以下の4点を確認しましょう。
・年式は10年以上経っていないか(製造から2~3年以内が理想)
・ちゃんと映るか
・落とした・ぶつけたような傷が無いか、
・HDMI端子の接続は問題ないか
確認項目が多岐にわたり、多少面倒に感じるかもしれませんが、これらすべてが問題なければ、新品よりも安くて良い中古テレビが購入できるでしょう。
「中古テレビ 買って は いけない」を調べている人がよく思う質問
まとめ:中古のテレビを購入する時は注意点を参考に!
中古テレビは買ってはいけないのか、中古テレビを買う際の注意点、中古テレビの相場、どこで買うのがいいのか、などについて解説しました。
今回の記事の要点は以下の通りです。
【中古テレビは買ってはいけないのか】
買っても問題ありません。
ただし製造から10年以上経っていたり、ぶつけたり落としたような傷がある中古テレビは買わないようにしましょう。
【中古テレビを買う際の注意点】
以下の4点を確認しましょう。
・年式がどれくらいか(製造から2~3年以内が理想)
・きちんと映るか確認する(発色は正常か、黒い線が映りこんでいないか)
・落とした・ぶつけたような傷が無いか
・HDMI端子やB-CASカードの接続は問題ないか
【中古テレビの相場】
中古テレビの相場は、だいたい約4,000円~約17万円の間です。
【どこで買うのがいいのか】
ハードオフ、トレジャーファクトリー、セカンドストリートなどの中古品を扱っている店で、実物を見て買うのがおすすめです。
実物が確認できないフリマアプリなどは、あまりおすすめできません。
中古テレビの購入を検討している方は、これらの注意点を参考にしていただければ幸いです。
コメント