ベビーベッドなしだったらどこで寝る?フローリングや畳は?ベッドインベッドやクーハンも紹介!

赤ちゃんが産まれ、退院したあとは赤ちゃんを寝かせるためのベビーベッドが必要になりますね。

しかし、部屋の間取りやさまざまな事情により、ベビーベッドを用意できないこともあるでしょう。

その場合は、ベッドではなく他の方法で寝かせなくてはなりません。

今回は、ベビーベッドなしだったらどこで寝るのか、方法やベビーベッドなしのメリットデメリットをご紹介してきます。

目次

ベビーベッドなしだったらどこで寝る?

赤ちゃんが寝るためのベビーベッドは、利用している方も多くいらっしゃると思います。

ドラマなどでもよく見るため、“用意しなきゃ……”と思っている方もいるのではないでしょうか?

しかし、結論から言うと、ベビーベッドは無くてもなんとかなります。

まずは、ベビーベッドなしの場合、どこでどのように寝るのかをご紹介してきます。

ベビーベッドなしでフローリングや畳にベビー布団を敷く

ベビーベッドがない場合、フローリングや畳にベビー布団を敷いて寝かせることもできます。

実際、日中などはこの方法で寝かせている家庭も多く、夜もベビーベッドを敢えて使用しない家庭もあります。

そのため、床に布団を敷いて寝かせても問題はありません。

しかし、ベビーベッドのように高さがなく床に近いため、人の行き来で舞ったホコリやハウスダストを吸いやすいのが難点です。

アレルギー体質の赤ちゃんなどは控えたほうが良いですし、アレルギー体質でなくても湿疹などを引き起こす可能性もあるので注意しなくてはなりません。

また、ベビーベッドでもあることですが、高いところから物が落ちてくる危険性もあります。

床に布団を敷いて寝かす場合は、周りの壁や棚などから物が落ちないよう、できれば周りには何もないようにしておくのが望ましいでしょう。

ベビーベッドなしで大人用のベッドや布団で一緒に寝る

ベビーベッドがない場合、大人用のベッドや布団で一緒に寝ても問題ありません。

実際、昔の人ははそのように寝ていたため、特別問題があるわけではありません。

しかし、床に近い布団の場合は、舞ったホコリを吸いやすいのが難点です。

また、大人用のベッドは柵などがなく赤ちゃんが落下する危険性もあります。

まだ寝返りができない赤ちゃんでも動くこともあり、何かの弾みで落ちてしまうかもしれません。

さらに、布団であってもベッドであっても、大人と一緒に寝ることで赤ちゃんが危険にさらされることもあります。

人は寝ているときは無意識に寝返りを打ちますね。

その寝返りによって赤ちゃんに覆いかぶさってしまい、赤ちゃんが窒息してしまう可能性もあるのです。

また、寝相が悪い方の場合は赤ちゃんに腕や足が当たって怪我をさせてしまう可能性もあります。

このように、赤ちゃんと一緒に寝るのは危険があることを十分理解しておきましょう。

ベビーベッドなしでベッドインベッドを利用する

ベッドインベッドとは、名前のとおりベッドや布団の中に置いて赤ちゃんを囲うことができる寝具です。

引用元:アイラブベビー

写真のようにクッションのような寝具になっている赤ちゃん用の寝具です。

ベッドインベッドを使用すれば、大人と一緒に寝ていても寝返りなどから守られるため安心です。

また、クッションのように軽い作りになっているため、日中のお昼寝にリビングまで簡単に移動させることもできますよ。

赤ちゃんと大人が一緒に寝るメリットは、夜間の授乳やおむつ替えなどが簡単にできることです。

ただ、一緒に寝ることで赤ちゃんを危険にさらしてしまう可能性もあるため、“怖い”や“不安”に感じている人も多いでしょう。

しかし、ベッドインベッドを使用していれば危険リスクを下げることができるため、大人も安心して眠ることができます。

添い乳はできませんが、夜間の授乳などもすぐに対応できるため負担も軽減されますね。

ただし、ベッドインベッドが使用できるのは寝返りが打てるようになる4~6カ月頃までです。

その後は枠から出てしまう可能性があるため、その頃には別の方法を考えなくてはならないことは理解しておきましょう。

ベビーベッドの代わりにハイローチェアやクーハンを利用する

ハイローチェアやクーハンも布団代わりにすることができます。

引用元:Babyrenta

ハイローチェアは、写真のように高さのある簡易ベッドです。

引用元:楽天市場

対してクーハンは、大きめの籠のようになっており、中に赤ちゃんを寝かせることができます。

どちらも赤ちゃんを寝かせることができますが、長時間の利用には向いていません。

ハイローチェアもクーハンも、“母親や父親の家事の最中などに一時的に安全に寝かせておくことができる”ことを目的に作られています。

そのため、長時間の利用には向かず夜間の睡眠時は別の寝具を用意したほうが良いでしょう。

特に、寝返りが打てるころにはクーハンから出てしまったり、ハイローチェアから落下したりする危険性があります。

また、ハイローチェアやクーハンに限った話ではありませんが、ふかふかの布団では赤ちゃんが窒息する危険性もあります。

そのため、できれば少し固めのベビー布団を用意するのが好ましいでしょう。

ベビーベッドなしの日中リビングではどのように寝たらよい?

日中は明るく陽の入りやすいリビングで過ごす方が多いと思います。

しかし、寝室で使用しているベビー布団や大人用の布団を毎回移動させるのは大変ですね。

その場合はベッドインベッドを用意したり、リビング用のベビー布団を用意したりしておくと良いでしょう。

ベッドインベッドであれば夜の睡眠時にも使用でき、持ち歩きもとても簡単です。

クーハンやハイローチェアを使用しても良いですが、長時間の利用には向いていません。

一時的な使用であれば大丈夫ですが、朝から晩までクーハンやハイローチェアに使用するのは避けたほうが良いでしょう。

また、ソファーなどに寝かせるのもやめましょう。

“赤ちゃんは動けない”と思っているかもしれませんが、予想外に動くこともあります。

そのため、柵がないソファーなどに寝かせておくと落下してしまう危険性があるのです。

日中をリビングで過ごすときは、ベッドインベッドやリビング用にベビー布団を用意するなどして過ごしましょう。

親はベッドで赤ちゃんは布団でも大丈夫?

親はベッドで赤ちゃんは布団でも問題はありません。

ただ、先で紹介しているように床近くは舞ったホコリを吸いやすいです。

アレルギー体質の赤ちゃんなどの場合は、床近くで寝かせないほうが良いかもしれません。

また、親がベッドから降りる際に赤ちゃんを踏んでしまう危険性もあります。

赤ちゃんのお世話は想像以上に大変で、特に夜間の授乳や夜泣きなどの対応しているときは意識もぼんやりしていることがあります。

その結果、普段ならしないようなミスが起きてしまうかもしれません。

親がベッドで赤ちゃんが布団なのが絶対にダメというわけではありませんが、危険もあるということは理解しておきましょう。

ベビーベッドなしで寝かせていたという方の体験談・口コミ

X(旧Twitter)には、ベビーベッドなしで寝かせていたという方のツイートが多数見られます。

今回は、その中から3つをご紹介してきます。

ベビーベッドは必要なかった、という方の中には赤ちゃんが心配で使わなかったという方もいます。ベビーベッドに寝かせていると赤ちゃんの状態がパッと見で分かりにくく、一緒に寝てるほうが安心という方もいます。また、第一子のときは必要なかったという方もいますが、兄弟がいると危ないためベビーベッドが必要になった、という声も多かったですよ。また、ペットを飼っている場合も赤ちゃんが踏まれないようベビーベッドを用意している家庭が多いようでした。

2人目はベビーベッドなしという方の体験談・口コミ

1人目のときはベビーベッドなしで過ごす家庭も多かったですが、上の子が動くようになる頃に産まれる2人目のときは危険回避のためにベビーベッドを用意する家庭が多いようです。

しかし、中には2人目でもベビーベッドなしで過ごした家庭もあります。

X(旧Twitter)で見かけたツイートをご紹介してきます。

2人目が産まれるときは、ベビーベッドを購入する方が多いですが、ベビーベッドなしで過ごした方もいます。上の子との交流やベビーベッドまでの移動が大変といった理由からベビーベッドを使用しなかったようです。しかし、ただ寝かせていたわけではなく、ワイヤーネットや多少の囲いになるような工夫はされていたようです。ベビーベッドありなし、どちらが正解ということはありません。それぞれの家庭で利用しやすく過ごしやすい環境にすることが大切です。

ベビーベッドなしのメリット

ベビーベッドなしのメリットはいくつかあります。

  • ベビーベッドを用意する手間や費用がかからない
  • スペースが狭くならない
  • 夜間のお世話が楽になる

ベビーベッドがないメリットは、まずはベビーベッドを用意する手間や費用がかからないことです。

ベビーベッドは組み立て式の物が多く、組み立てる手間がかかります。

また、購入する場合もレンタルする場合も費用がかかり大変です。

購入する場合は25,000円以上かかりますし、レンタルする場合は1ヶ月2,500円程度の出費になってしまいます。

布団だけであれば数千円で済むため、ベッドを用意する費用を考えたら安いですね。

また、ベビーベッドはそれなりの大きさがあり、スペースがかなり取られてしまいます。

そのため、狭い部屋だと圧迫感があり、余計に狭く感じてしまいます。

また、赤ちゃんのお世話では夜間の授乳やおむつ替えも毎日のようにあるでしょう。

ベビーベッドに寝かせておく場合、自分が寝ている場所から少し距離があり移動が面倒です。

特に母親は昼も夜も細切れ睡眠で常に睡眠不足です。

布団で一緒に寝ている場合であれば添い乳もできるため、母親の負担を軽減することもできますね。

このように、ベビーベッドなしのメリットはいくつかあり、経済的にも身体的にも負担を軽減させることができますよ。

ベビーベッドなしのメデメリット

ベビーベッドなしのメリットはいくつかありますが、デメリットももちろんあります。

  • ホコリやハウスダストから守れない
  • 寝る場所によっては体に負担がかかる
  • 上の子やペットによって怪我しやすくなる
  • 大人の寝返りで命の危険がある

ベビーベッドなしで床に布団を敷く場合、人が歩いた際に舞うホコリやハウスダストを浴びやすくなります。

そのため、アレルギー反応が出やすくなったり、湿疹が出たりする可能性があるのです。

掃除をこまめにできれば良いですが、なかなか難しいこともありますよね…….。

また、床に布団を敷く場合や大人のベッドに寝かせる場合、赤ちゃんのお世話をするときの体制によっては腰を痛めるなどの危険もあります。

特に産後の体は交通事故にあった後のような体です。

ちょっとのことで痛みが出てくることもあるため、気をつけなくてはなりません。

また、普通のベッドや布団で寝る場合、動き回る上の子やペットの被害にあう可能性があります。

しっかりと柵で覆われたベビーベッドで過ごすのと異なり、守るものがないため怪我をしやすくなるのです。

また、大人の不意の寝返りの被害にあって命の危険にさらされることも考えられますね。

このように、ベビーベッドなしのデメリットもいくつかあり、特に赤ちゃんが危険にさらされる可能性があります。

しかし、家庭によって危険度は異なるため、“絶対に危険!!”とも言えません。

自分の家庭の状況などに合わせてベビーベッドありなしを決定するのが良いと思いますし、産まれてから用意しても遅くはありませんよ。

ベビーベッドなしで寝かせるときの注意点

ベビーベッドなしで寝かせるときの注意点はいくつかあります。

  • 掃除をこまめにできるよう意識する
  • 怪我をしないよう対策をとる
  • 寝るときの寒さ対策をしっかりとる
  • 布団の通気性に気をつける

先でも紹介しているように、床に布団を敷く場合は舞ったホコリやハウスダストを吸い込みやすくなります。

産後は体も心もしんどい時期ですが、旦那さんにもやってもらい、掃除がこまめにできるよう意識していきましょう。

また、ベビーベッドと異なり布団やベッドは赤ちゃんを守る柵がありません。

そのため、怪我をしないよう周りに物を置かず、柵の代わりになるようなクッションなどを置いて対策をとっていきましょう。

また、温かい空気は上にいき、冷たい空気は下にいきます。

床に布団を敷いて寝かせる場合は、高さのあるベビーベッドで寝るよりも寒さを感じやすいです。

そのため、寒さ対策をしっかりと取り快適に寝れるようにしていきましょう。

さらに、布団を床に直に敷いていると布団と床の間に湿気が溜まりやすくなります。

その結果、布団にカビが生えやすく、そこから赤ちゃんが病気になってしまう可能性もあります。

定期的な布団干しや布団乾燥機などを使用して通気性をよくカラッとした布団で寝られるようにしておきましょう。

ベビーベッドなしで寝かせる注意点はいくつかありますが、母親1人ではなかなか対応できません。

旦那さんや近くの家族などを巻き込んで、赤ちゃんにとって最適で快適な環境を作っていけると良いですね。

「ベビーベッド なし どこで 寝る」を調べている人がよく思う質問

ベビーベッドなしで赤ちゃんはどこで寝かせますか?

ベビー布団や大人と同じ布団やベッドで寝かせて大丈夫です。

ハイローチェアやクーハンなどもありますが、一時的な使用に適した商品であり長時間の利用には向いていません。

赤ちゃん どこに寝かせる 夜?

ベビーベッドがあればベビーベッドが良いですね。

もし、ない場合はベビー用布団や大人と同じ布団やベッドで一緒に寝ても問題ありません。

ただ、大人の寝返りで赤ちゃんが危険にさらされないようベッドインベッドなどを使用すると安心です。

ベビーベッドの代わりになるものは何ですか?

ベビーベッドの代わりは、ベビー布団や大人と同じ布団やベッドが代わりになりますよ。

まれにクーハンやハイローチェアを使っている方もいますが、長時間の利用には向いていません。

そのため、布団やベッドを用意するのが最適です。

ベビーベッドに敷布団は必要ですか?

敷布団は必要ですが、あまりにふかふかな布団は赤ちゃんが埋もれて窒息の危険があります。

そのため、敷布団は少し固めのものを用意してください。

あまりに固いものだと赤ちゃんが気に入らずに機嫌が悪くなる可能性もありますので、厚みの少ない敷布団が良いでしょう。

まとめ:生活状況にあわせて検討を!

今回は、赤ちゃんが寝るベビーベッドについてご紹介してきました。

ベビーベッドは用意しない家庭も多く、床にベビー布団を敷いたり大人と同じ布団やベッドで寝たりとさまざまです。

どちらが良い悪いではなく、自分の家庭の状況に合わせて選ぶことが大切です。

また、ベビーベッドなしの場合はさまざまなメリットデメリットや注意点もあります。

さまざまなことを理解した上で、生活状況に合わせて検討してくださいね。

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