光回線の乗り換えは2年ごとがおすすめ?違約金負担など注意点を解説

目次

光回線の乗り換えは2年ごとがおすすめって本当?

光回線を2年ごとに乗り換えるのがおススメと言われているのは、多くの回線サービスで2年間の最低契約期間が設定されているからです。

このため、2年ごとに訪れる解約月(サービスによって1ヵ月から3ヵ月程度)以外に解約をすると、違約金が発生します。

そのまま契約を続けることもできますが、違約金を払わず解約したいのであれば、次の解約月までまた2年待たなくてはいけません。

そこで、だらだらと契約を続けるよりも、2年ごとの契約更新のタイミングで他のインターネット事業者の乗り換えキャンペーンを利用した方がお得になることが多いです。

光回線の乗り換えがおすすめな人は?

以下のどれかに当てはまる人は、光回線の乗り換えを検討することでよりお得に利用できるかもしれないので、乗り換えを検討することをおススメします。

通信速度に不満がある人

現在契約しているサービスの通信速度が遅いと感じる人は、乗り換えした方が良いでしょう。

特に、現在無線を利用した回線を利用しているのであれば、光回線は回線速度が速く安定しているのでおススメですよ!

回線導入工事が必要になりますが、工事費が実質無料になるような割引が受けられることもあるので、気になる人は調べてみてください。

料金が高いと感じている人

プロバイダの月額利用料金は、契約初期はキャンペーンが適用されて割引されますが、契約年数が長くなるとキャンペーン適用が終了し、高額になってくる場合があります。

料金が負担に感じられるのであれば、乗り換えキャンペーンを実施している他のプロバイダに変更することで、また割引を受けてお得に契約できる可能性があります。

最新機器を使いたい人

インターネット回線の技術は年々進化していて、2年も経過すれば段違いに高性能になっていることもあります。

使用するルーターの通信規格が古いままだと、光回線の性能を活かすことができず速度が出ません。

ルーターのみを買い替えることもできますが、契約すれば最新ルーターを貸出してくれるところもあります。

手続きをめんどくさいと感じない人

いくらお得になるとはいえ、2年ごとの契約更新を把握し、解約月に手続きをして新たに契約をするのはそれなりに労力がかかります。

更新月毎に乗り換え作業をしてお得に利用するためには、こういった手続きが苦にならず、マメに情報収集して作業できる人が向いています。

光回線契約の仕組みとは?

光回線の仕組みについておさらいをしておきます。

インターネットを利用するためには、 「回線」と「プロバイダ」両方の契約が必要です。

(回線とプロバイダがセットになっている契約も存在します)

回線の契約

インターネットの回線にはADSL、CATV、モバイル回線などが存在しますが、現在インターネット通信網として一番普及しているのは光回線です。

私たちがインターネットをする時は、このインターネット用の物理的な線(光ファイバー)を持っている会社と契約する必要があります。

光回線事業者は複数存在しますが、有名なのはフレッツ光、auひかり、ソフトバンク光、Sonet光プラス、NURO光などでしょう。

光回線にも種類があり、普及率No.1のNTT東日本とNTT西日本が提供している「フレッツ光」か、フレッツ光以外の自社で敷設した「独自回線」かで大きく分けられます。

事業者の中には、フレッツ光を借りてサービスを行っているところもあり、先ほど挙げた事業者の中では、フレッツ光、ソフトバンク光、So-net光プラスがフレッツ光の回線使用auひかり、NURO光は独自回線です。

プロバイダの契約

契約している光ファイバーを使って、実際にインターネットが使えるようにサービスを提供するのがプロバイダです。

光回線事業者と契約をしても、プロバイダと契約をしないとインターネットは使えません!

中にはNURO光のように、回線+プロバイダ一体型サービスも存在します。

プロバイダの具体的な例には、OCN、BIGLOBE、@nifty、ぷららなどが挙げられます。

自分の光回線の契約状況を確認するには?

お得に乗り換えをするためには、自分の契約状況や解約月を把握することが必要です。

自分の解約月がわからない場合は、契約しているプロバイダのホームページにアクセスし、マイページにログインすることで確認できます。

ログインに不具合がある時や、マイページがわからない時は、直接プロバイダに問い合わせましょう。

光回線を解約する注意点

光回線を違約金負担なく解約するタイミング

回線契約には契約期間が設定されていることが多いです。

期間は大体2年で、解約月(1ヵ月から3ヵ月程度)以外の解約には違約金がかかります。

解約月のタイミングを過ぎてしまうと、また2年は違約金なしに解約することができなくなります。

回線とプロバイダをそれぞれ別に契約していれば、両方に違約金がかかってしまい高額になります。

プロバイダ+回線の一体型プランであれば、違約金も一カ所ですみますよ。

違約金負担額

違約金は事業者により様々ですが、一般的にはマンションタイプは安くて戸建てタイプは高い、また契約年数が長い方が安くて短い方が高い傾向にあります。

金額はマンションタイプなら1,000円台から高くても5,000円戸建てタイプなら5,000円前後のところが多いようです。

業界全体としては、法改正により契約期間と違約金は縮小傾向となっています。

古い契約の人ほど、違約金が高いままになっている可能性があるので、ご自分の契約内容をチェックしてみましょう。

また、中には契約期間を設けず違約金も無いサービスも存在しますが、一般的に縛りがある場合より月額料金が高く設定されている傾向にあります。

メールアドレスの変更

プロバイダから支給されたメールアドレスは、プロバイダを変更したら使えなくなります。

自分のメールアドレスが対象かどうかわからない人は、ドメイン(@マーク以下の文字列)を見てみてください。

プロバイダ支給のメールアドレスにはプロバイダ名が入ったドメインになっており、例えばOCNから支給されたメールアドレスならば「任意の文字列@メールホスト名.ocn. ne.jp」です。

プロバイダを変更するたびにメールアドレスが変わるのは困るという人は、Outlookやgmailなどのフリーメールを使うことをおススメします。

光回線の乗り換えキャンペーンのメリットデメリットとは?

メリット

  • 通信費用を安く抑えることができる
  • 回線速度が速くなる
  • キャンペーン特典を受けられる

まず乗り換えのメリットとして、通信費用を安くできる可能性があります。

携帯やガスなど、既に自分が申し込んでいるサービスとセットにするとよりお得になるプランも存在するので、調べてみると良いでしょう。

次に、通信事業者を変えると回線速度に影響があります。

回線速度は事業者によって異なり、フレッツ光やSoftBank光の最大速度は100Mbps~10Gbps、NURO光は2Gbps~10Gbpsです。

基本的には最大速度が速いほど通信速度は速くなりますが、環境や状況に応じて実際の通信速度は変化するので、どのくらい速くなるのかは乗り換えてみなくてはわかりません。

乗り換えキャンペーンを利用するとキャッシュバックなどの乗り換え特典を受けられることもあります。

例えば、GMOとくとくBB光では最大127,000円キャッシュバックキャンペーンを開催中です。(2024年9月現在)

1ヶ月のデータ使用量は平均で社会人だとどれくらいについて気になる方は、こちらをご覧ください!

デメリット

  • 違約金などが発生する場合がある
  • 工事が必要になることがある
  • 回線速度が遅くなる可能性がある
  • プロバイダのメールアドレスは使えなくなる

解約月以外に解約することで違約金が発生することがあります。

回線とプロバイダを別々に契約している場合、違約金もそれぞれにかかってくるので、負担は小さくありません。

乗り換えに際して宅内工事が発生することもあります。

初めて光回線を導入する際には、近くの電柱から光ファイバーケーブルを屋内に引き込むための工事が必要です。

一般的には、光回線の開通工事を申し込んでから実際に開通するまで1~2カ月程度かかると言われています。

ただし、フレッツ光を利用している事業者間で乗り換える場合は、工事不要で回線を変更することができます。

また、回線速度が悪化する可能性もあります。

より速くなるサービスに申し込んだつもりでも、事業者が公表している通信速度はあくまで理論値で、実際には環境や状況に応じて速度は変わります。

特に集合住宅では、共有スペースまで引き込んだ光回線をどのように各部屋まで配線するかによって速度が大きく変わり、時間帯によっては回線混雑でかなり低下してしまうかもしれません。

プロバイダを変更すれば、プロバイダのドメインが入ったメールアドレスは使えなくなります

連絡先としてこのメールアドレスを使用していた場合は、全て変更しなくてはいけません。

今後も引っ越しなどで乗り換える可能性がある人は、フリーメールを作っておくのも良いですね。

光回線の乗り換えにおすすめなプロバイダを紹介

それでは実際に乗り換えにプロバイダとおススメポイントをいくつかご紹介しますね!

ドコモ光

  • 10ギガプランなら最大51,000円キャッシュバック、通常プランなら38,000円キャッシュバックキャンペーン中(2024年9月現在)
  • 乗り換えで解約違約金が発生したら15,000円追加でキャッシュバック
  • ドコモスマホが最大1,100円割引

auひかり

  • 10ギガプラン申し込みで最大94,000円の高額キャッシュバックキャンペーン(2024年9月現在)
  • 開通月は月額料金無料
  • auスマホ・UQモバイルのセット割引
  • 速度遅延を起こしにくい接続方式を採用

GMOとくとくBB

  • 全員にもれなく30,000円キャッシュバック(2024年9月現在)
  • 他社インターネットの解約時に発生する違約金や工事費残債を最大60,000円まで負担
  • 10ギガプラン申し込みで10,000円キャッシュバック
  • オプション同時申込でさらに最大27,000円キャッシュバック

NURO光

  • 最大60,000円キャッシュバックキャンペーン中(2024年9月現在)
  • 下り最大速度20Gbpsの高速通信
  • 基本工事費4.4万円が実質無料
  • 各種NUROへまとめて申し込みで最大6万円還元
  • ソフトバンクスマホが最大1,100円割引

So-net光プラス

  • 月額基本料金最大86,610円割引
  • サービス利用の契約期間・解約金なし
  • 回線工事費相当26,400円キャッシュバック
  • auスマホ・UQモバイルのセット割引

eo光

  • 平均下り速度は700Mbps以上(関西エリア限定)
  • auスマホ・UQモバイルとのセット割引
  • 工事費無料キャンペーン
  • eo暮らしスタート割で月額料金が最大1年間2,380円

まとめ

ネット回線はスマホほど乗り換える意識があまり無い人も多くいるように思いますが、調べてみるとお得なキャッシュバックやサービスが充実していました!

長い間契約を変えていない人は、これを機に一度見直しをしてみるのはいかがでしょうか。

「光回線 乗り換え 2年ごと」を調べている人がよく思う質問

光回線の2年縛りが廃止になるのはいつからですか?

電気通信事業法の改正により月額利用料金以上の違約金が課されることはなくなりましたが、今のところ完全に廃止される予定はありません。

光回線の乗り換えの間隔は?

一般的に光回線は契約期間が2~3年に定められているので、そのタイミングに合わせて乗り換えるとお得です。

光回線の最低利用期間は?

最低2~3年の契約期間を定めているところが多いです。

ネット回線を乗り換える時期はいつがベストですか?

最低契約期間を満了した解約月に乗り換えすると、違約金がかからず手続きできます。

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