梅の木は庭に植えてはいけない?寿命や実がなるまでの期間を調査!鉢植え・地植え方法も紹介

香りもよく春の訪れを感じさせてくれる梅の木は、好きな方も多いのではないでしょうか?

しかし、そんな梅の木は“庭に植えてはいけない”なんて言われています。

その理由はなんでしょうか?

今回は、梅の木は庭に植えてはいけないのか、その理由などをご紹介していきます。

目次

梅の木は庭に植えてはいけない?

梅の木は、“庭に植えてはいけない”なんて言われていますが、決してそんなことはありません。

春の訪れを感じさせてくれる梅の木は人気が高い木でもあり、植えている家庭も多くあります。

では、なぜ植えてはいけないなんて声があるのでしょうか?

それは、梅の木を育てるにあたって、多くの手間がかかるのが一番の理由だと思われます。

どの植物でも言えることですが、育てるには手間がかかります。

また、梅の木を長くもたせるためにも定期的な手入れは必須です。

このように多くの手間がかかることから植えてはいけないという声が挙がったと思われます。

しかし、手入れや環境を整えられるのであれば植えても全く問題はないため安心してください。

梅の木を庭に植えてはいけないと言われる理由

梅の木は“庭に植えてはいけない”と言われていますが、絶対にダメというわけではありません。

しかし、植えてはいけないと言われるのには、それなりの理由があります。

ここからは、梅の木を植えてはいけない理由をご紹介していきます。

根が強く周囲への影響が考えられる

梅の木はとても可愛らしい花を咲かせますが、それとは裏腹に根っこはとても強いです。

その強い根っこは、まれにコンクリートすらも隆起させてしまうほどですよ。

そのため、根が強いがゆえに周りへ影響が及ぶ可能性があります。

特に自分たちの庭だけで影響が抑えられれば良いですが、もしも隣の家まで影響が行くと迷惑をかけてしまうかもしれません。

こういったことから、梅の木は植えてはいけないと言われています。

木が大きく成長する

梅の木はとても大きく成長することが予想されます。

植えてすぐは小さく可愛らしいですが、年々と木は成長をしていきます。

場合によっては大木と言えるくらいに成長する可能性もあるのです。

あまりに大きくなりすぎると、その後の手入れも大変になりますね。

そういったことから“植えてはいけない”という声が挙がったと考えられます。

しかし、手入れができるのであれば植えても問題はないでしょう。

病気や害虫に弱い

梅の木は、病気や害虫に弱いといった特徴があります。

もしも病気や虫がついているのを発見した場合は速やかに対処しなくてはなりません。

そうしないとせっかく植えた梅の木がダメになってしまう可能性があるのです。

また、病気や害虫がつかないように事前に手入れをしたりすることも大切です。

そういった手間があることから、植えてはいけないといった声が挙がったと考えられますね。

しかし、手入れをしっかりと行えるのであれば植えても問題はありません。

手入れが大変

梅の木は、手入れが大変だと言われています。

先で紹介したとおり、大きく成長することや根が強いことなどもあり、手入れは必須でしょう。

さらに、病気や害虫に弱いこともあるため、事前に対処する必要もあります。

このように、手入れが大変なため“植えてはいけない”という声が挙がったと考えられます。

しかし、手入れをするのが苦でない場合や、対処できる場合は植えても問題ありません。

アレルギーに注意が必要

梅の木は、まれにアレルギーを引き起こすことがあります。

特に梅の木の栽培を仕事にしている場合、職業病のようにアレルギーを発症する可能性があります。

梅はバラ科のため、バラなどにアレルギー反応が出る人は気をつけなくてはなりません。

また、植物は花粉を飛ばしますが、梅の木も例外ではありません。

飛距離はあまりないため、そこまで心配する必要はありませんが、手入れなどで日々近くにいると花粉症のような症状がでるかもしれません。

実の落下や処理に手間がかかる

梅の木は、梅の実がなり美味しく食べることができますね。

ただ、梅の実の落下は庭を汚す原因となり、回収や清掃作業が大変です。

また、梅の実は梅酒にしたり、梅干しにしたりと色々楽しむことができますが、処理には手間がかかります。

実になったあとの手間を考えた結果、植えてはいけないという声が挙がったと考えられます。

しかし、そういった手間を考えても梅の木を植えたい場合は全く問題ありません。

匂いが気になる場合がある

梅の木は芳醇な香りが漂いますが、あまり匂いが好きではない方からすれば匂いが気になるでしょう。

あなた自身が苦手でなくてもご近所の方の中には苦手な人がいるかもしれません。

特に花を咲かす時期や実がなる時期などは気をつけなくてはなりませんね。

また、実が落下したものが傷んでしまうと嫌な匂いが充満します。

そういった理由から“植えてはいけない”という声が挙がったと考えられます。

しかし、梅の匂いに嫌悪感がない方や落下した実の処分をすぐにできる方は問題ないでしょう。

近所の迷惑にならないように注意が必要

梅の木は、根の強さや木自体が大きく成長することから近所の迷惑になる可能性があります。

さらに梅の匂いや落下した実の傷んだ匂いなども同様です。

これらのことから梅の木を植えることにより、ご近所に配慮しないといけないことが増えます。

近所への配慮が面倒に感じる場合は、植えないほうが良いかもしれませんね。

しかし、ご近所付き合いが好きな方はあまり気にすることはないかもしれません。

梅の木の魅力とは?

梅の木の魅力は、何と言っても「和と季節を感じさせてくれること」です。

梅と言えば日本らしく、また春の訪れを感じさせてくれる梅の木は好きな人も多いです。

庭に植えることで自宅にいながら、和や季節を感じることができ、風情ある空間を作り出してくれます。

そのため、好きな人からすると梅の木はたいへん魅力溢れる木だと思います。

梅の木は庭のどこに植えると風水で効果があるのか?

梅の木自体は、風水と好相性だと言えます。

また、東向きに梅の木を植えるのがよいとされていますよ。

この方位は木のエネルギーと繋がっており、植物の成長にも良いため、気の流れもよくなるでしょう。

このように、梅の木は風水的には東向きに植えるのがよいと言われていますよ。

梅の木の植え方

梅の木は、さまざまな理由から植えるのは敬遠される植物でもあります。

しかし理由を知った上で対処できるのであれば、植えるのは全く問題ありません。

では、梅の木はどのようにして植えれば良いのでしょうか?

梅の木の鉢植え方法

梅の木は鉢植えでも植えて育てることができます。

ただ、鉢植えの場合は根がそこまで伸びないため寿命が短くなりがちなのを理解しておきましょう。

鉢植えの場合であれば、そこまで大きくなることもなく小ぶりの梅の木を楽しむことができるかもしれません。

梅の木の地植え方法

梅の木は地植えで植えている方が多いかと思います。

地植えの場合は、鉢植えに比べて根をしっかりと張ることができるため、寿命もかなり長くなります。

ただ、大きくなりすぎる可能性もあり、手入れなどをかなりマメにやらなくてはなりません。

梅の木の育て方

梅の木は鉢植えでも地植えでも楽しむことができます。

では、どのように育てたら良いのでしょうか?

ここからは、梅の木の育て方についてご紹介していきます。

梅の木の植え付け時期

梅の木は早春に花を咲かせて楽しませてくれます。

そのため、植え付けを行う時期は12~2月のまだ寒い時期がベストです。

この時期に植え付けを行うことにより、梅の木は季節に合わせて大きく育つことができますよ。

開花する時期よりも早めに植え付けることで、春の暖かさで根が急激に成長していきます。

夏の暑さに負けない気を作っていくためにも、まだ寒い時期に植え付けるのが良いですね。

梅の木を植える場所

梅の木を植える場所は、日当たりが良くて風通しが良い場所を選びましょう。

植物にとって日当たりや風通しはとても大切で、梅の木も例外ではありません。

また、植える場所の土は水はけのよい土が最適です。

あまり湿気を好む植物ではありませんから、水はけがよくて栄養が豊富な土を用意してあげましょう。

水やりと肥料

水やりは表面の土が乾いてから、たっぷりと上げるのが良いでしょう。

梅の木は水を必要としますが、あげすぎると木をダメにしてしまうかもしれません。

また、植え付けの前には肥料をたくさん入れて栄養豊富な土を用意することが大切です。

梅の木が大きく育つためには、豊富な栄養が必要不可欠です。

しっかりと定期的な水やりと栄養を用意して大きく育ててあげてください。

梅の木を小さく育てる方法は?

梅の木は大きな木を想像している方もいると思いますが、小さく育てることもできます。

その方法は剪定を行うことです。

定期的に剪定を行うことで成長を止めて大きくしないようにすることができます。

また、プランターなどの鉢で育てることで小さくすることができます。

鉢などで育てる場合、根はそれ以上大きくなることができません。

根が大きくならなければ木の成長もストップするため小さくしたい場合は鉢で育てるのが良いですね。

梅の木の寿命は?

梅の木は、大きいものだと100年ほどの寿命があると言われています。

ただ、梅の実の収穫を主に行う場合は、25年程度だと言われています。

さらに、鉢に入れて育てる場合は根が小さく成長しない点から寿命は短いです。

しかし、実の収穫をしない場合や鉢で育てない場合は、70~100年程度もつかもしれませんね。

梅の木の根っこの深さは?

梅の木の根っこは意外にも40~50cm程度までの深さしか伸びません。

しかし、梅の木は広範囲に根っこが広がるため、深さはなくても抜根はなかなか大変です。

小さな梅でも大きな梅でも変わらず、広く浅く根っこが生えているため、抜根する場合はあまり深く掘る必要はないでしょう。

それでも50cm前後は土の中にありますから、素人ですと抜根作業は難しいかもしれませんね。

梅の木の実がなるまでの期間はどれくらい?

梅の木の実がなるのを夢見て梅を植えたいと考えている方もいるかもしれません。

ただ、梅の木を植えて実がなるまでに4~5年はかかります。

収穫ができる植物などの場合、植えて数か月で収穫できるものもありますね。

しかし、梅の木はかなりの時間を要するため、忍耐力が必要です。

じっくりと梅の木の成長を楽しみたい方には向いているかもしれません。

これだけは庭に植えてはいけない花草や木は?

庭に植えてはいけないと言われている花草や木はいくつかあります。

しかし、どれも気になる人もいれば、気にならない人もいるため、一概には言えません。

そのため、敢えて挙げるとすれば虫がつきやすいもの」や「繁殖スピードが速いもの」「縁起が悪いと言われるもの」は避けたほうが良いかもしれません。

それらの草花や木は、手間がかかる傾向が高く、人からもあまり好かれないことが多いです。

しかし、気にならない人であれば気にすることはないため、あくまでも目安として自分のニーズと合わせて考えるのが良さそうです。

「梅の木 庭に植えてはいけない」を調べている人がよく思う質問

梅の木の縁起は?

梅の木は、風水的にも癒しの力が強く縁起が良いとされています。

また、人の成長などを促すと言われており、成長していきたい方にもおすすめです。

家の庭に植えてはいけない木は?

植えてはいけない木は基本的にはありません。

さまざまなサイトで言われてはいますが、あくまでも本人の好き嫌いやできるできないによる問題のため、一概には言えません。

しかし、虫がつきやすいものや繁殖スピードが速いものなどは気をつけたほうが良いでしょう。

梅は縁起が悪いとなぜ言うのですか?

梅は桜同様「散ったりこぼれたり」する植物です。

そのため、結婚式などでは縁起が悪いと言われていますよ。

梅の木はどこに植えれば良いですか?

庭に地植えでも良いですし、プランターでも育てることができます。

そのため、大きくしたい場合は地植えを選び、小さく育てたい場合はプランターで育てると良いかもしれません。

まとめ:広いスペースがあり手入れができる状況であれば植えることも可能

今回は、梅の木についてご紹介してきました。

梅の木は植えてはいけないなんて言われますが、決してそんなことはありません。

ただ、根が強かったり木が大きくなったりする点から広いスペースを必要とし、お手入れも必須です。

梅の木を植える場合は、注意点を知ったうえで検討していくことが大切です。

しっかりと検討したうえで、育てたいのであれば全く問題ありませんので、安心して大事にしてあげてください。

他に庭に植えてはいけない山椒の木蝋梅についても気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

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